【ハーペンデン(英国)2019年12月3日PR Newswire=共同通信JBN】
*同社はグローバル殺菌剤ポートフォリオを拡大
Gowan Company, L.L.C.傘下のGowan Crop Protection Limitedは3日、バイエル(Bayer AG)から有効成分であるフェナミドンとペンシクロンの権利を取得する契約を締結したと発表した。この契約には、Consento(TM)、Reason(TM)、Monceren(TM)、Prestige(TM)などの製品登録と商標、および両方の殺菌剤に関連する知的財産とラベルが含まれている。取引は12月1日に完了したが、バイエルとGowanは今後数カ月間協力して、秩序ある引継ぎを促進し、すべての地域で質の高い顧客サービスを維持する。契約の金銭的条件は明らかにされていない。
ペンシクロンは、綿、米、ジャガイモ、芝、野菜などさまざまな作物のリゾクトニアソラニ-に由来する病気を制御するための、葉と種子の殺菌製品である。日本、ブラジル、インド、ロシアなどの国々で幅広いプレゼンスを持っている。
フェナミドンは、水カビや卵菌類の菌類に起因する病気を制御する製品であり、疾病のなかでもブドウ、野菜、ジャガイモ、観賞植物のべと病、葉枯れ病、夏疫病が重要である。フェナミドンは、米国、メキシコ、インド、ロシア、ブラジルで販売されており、世界中の多くの栽培者にとって重要なツールである。
Gowanのマディブーツ哲学の土台は、栽培者が害虫や病気の問題と闘うのをサポートすることである。Gowanは、今回の取得により中核製品の提供が拡大し、栽培者のニーズによりよく応えられるとみている。
▽Gowan Companyについて
米アリゾナ州ユマに本社を置くGowan Companyは作物保護製品、種子、肥料の家族経営の開発、登録、販売会社である。Gowanは革新的な製品開発、消費者保護、高品質生産を通じ、農業と園芸の技術を擁護している。