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エンパイアステートビル展望台の再開発完了

Empire State Realty Trust, Inc.
2019-11-27 18:38 1982

【ニューヨーク2019年11月27日PR Newswire=共同通信JBN】

*80階の新フロアは4年間、1億6500万ドルをかけた再開発プロジェクト

「世界で最も有名なビル」の上にあるエンパイアステートビル展望台(Empire State Building Observatory、ESBO)は27日、80階の再開発を完了したと発表した。ESBOを見直す4年間、1億6500万ドルのプロジェクト最終部分は、ニューヨーク市を訪問するビジターに説明し、その中心部でビルの特異地点を見せる魅力的で有益な展示を加えることであった。

新しい80階は公式にニューヨーク市の販売、観光、提携を担当するニューヨーク市観光局との独占的、インタラクティブなパートナーシップによるもので、5つのビデオスクリーンは、ビジターがニューヨーク市観光局の専門知識を利用して、全5区の豊富な観光地リストから訪問プランを組めるようにしている。訪問プランはQRコードリーダーを使うか電子メール経由で、ビジターの携帯電話に自動的にダウンロードされる。多くのビジターがまずESBOを訪れるという調査に対応するよう工夫されたこのサービスは、全ての観光客とニューヨーク市民の恩恵になる。

クラシックな双眼鏡に収納されたニューヨーク市のインタラクティブ、拡張現実シーンは、ビジターに人気観光地の光と音を直接もたらす。そのほかの展示は、エンパイアステートビル(ESB)の有名な光のショーとその制作者の照明アーティスト、マーク・ブリックマン氏とのインタビュー、ユーザー作成のコンテンツ、英国の著名な記憶画家スティーブン・ウィルシャー氏の記念碑的なニューヨーク市のスカイラインが含まれる。

エンパイアステートビルは今回の披露を祝い、トニー、グラミー、エミー、ピュリツァー各賞を受賞した作曲家兼作詞家、俳優のリン=マニュエル・ミランダ氏が登場する新ビデオの公開も発表した。このビデオは、ニューヨークへのラブレターとしてミランダ氏が作詞し、伝説的な作曲家、ジョン・カンダー氏(キャバレー、シカゴ)が作曲したハミルドロップシリーズのオリジナルトラック「Cheering for Me Now」を使い、世界的に名高い照明アーティスト、マーク・ブリックマン氏がデザインし、全く新しい展望台体験を追求するミランダ氏の映像を盛り込んだ新しい光と音楽のショーになっている。ビデオの一部は11月27日にCBS This Morningのライブ放送で紹介され、エンパイアステートビルのYouTubeチャンネルとFacebookのページに独占投稿される。ニューヨークのファンはまた、同日午後8時にビル外壁の光と音楽のショーを鑑賞し、www.iheartradiobroadway.com を通じてiHeartRadioのBroadwayチャンネルで曲を聞くことも可能である。

80階の主な展示は以下の通り。

*ニューヨーク市:その上と彼方(NYC: Above and Beyond):

ニューヨーク市観光局と提携して制作したこの展示は、ビジターがエンパイアステートビルの上でそれぞれの訪問プランを作成するよう奨励する。そこは多くの人がニューヨーク市で最初に訪れる場所である。関心対象と滞在期間に関する質問に答えた後、彼らはマンハッタン、ブルックリン、クイーンズ、ブロンクス、スタテン島のアトラクションとサイトの個別推薦リストを入手できる。ゲストは今後の参考のため、電子メール経由かQRコードのスキャンでカスタマイズ訪問プランを携帯デバイスに直接取り入れることが可能である。

*光の芸術(Artistry in Light):

エンパイアステートビルの光と音楽のショーがどう制作されるか、不思議に思わないだろうか。光の芸術は、世界的に名高い照明デザイナーで光制作の師匠、マーク・ブリックマン氏がナレーションを担当する短編映画を見せる。映画は、アリシア・キーズが登場した2012年の第1回光と音楽のショーなどの彼のデザインや、マライア・キャリーの「All I Want For Christmas Is You(恋人たちのクリスマス)」にシンクロするホリデーライトショーのハイライトを盛り込んでいる。

*スティーブン・ウィルシャー氏の絵画(Stephen Wiltshire's Drawing):

英国の著名画家スティーブン・ウィルシャー氏は2017年、ヘリコプターでマンハッタン上空を45分間飛行した。彼は次に、エンパイアステートビル80階のレジデンスにいながら、記憶だけで信じられないほど精密なニューヨーク市の風景画を描いた。3分間の映像は、45分間のヘリ搭乗からオリジナル作品を描いた4日間までを記録している。

*ニューヨーク市のシーン(Scenes of NYC):

エンパイアステートビルのクラシックな望遠鏡を通して、ビジターは80階からニューヨーク名所9カ所のパノラマビューをチェックできる。ビジターはタイムズスクエアからコニーアイランドまで、ビルの86階と102階展望台から見つけた場所を間近に見て、時には内部を垣間見ることもできる。

*ショータイムの写真(Showtime Pictures):

2階のグリーンスクリーン前で撮影される写真を見るのは楽しい。HDカメラ25台を使って25の異なったアングルから撮影された写真は、没入的な体験を生み出して視覚的ナレーションを語る。選んだ新ロケーションが顔認識技術でデザイン変更され、セルフサービス・キオスクの検索、購入プロセスを加速する。

*体験の共有(Share Your Experience):

ビジターは出口の列に並ぶと、各自のソーシャルメディア・プラットフォームで写真を共有するよう勧められる。4つのスクリーンがハッシュタグ#empirestatebuildingを使ってほかのゲストと画像を共有してモザイクシャドーが作られる。

Empire State Realty Trustのアンソニー・E・モーキン会長兼最高経営責任者(CEO)は「2018年8月にオープンした展望台の新エントランスで始まったものが今や、われわれが意図したように、全面的に教育的、没入的なジャーニーになり、世界中のビジターを『世界で最も有名なビル』と感情的に結び付け、彼らがその中心部でニューヨーク市訪問の全体をデザインする役に立つ。エンパイアステートビル展望台の完成は、ゲスト体験を新エントランスからドラマチックで刺激的な102階の新フロアに引き上げる。エンパイアステートビルは築88年にして、革新、あこがれ、夢のアイコンであり続け、世界中の高層ビルの活気ある先駆けになっている」と語った。

Thinc Designがアート、建築、旅行、技術、工学、エンターテインメント業界の領域横断的なクラス最高のチームを率い、このプロジェクトを考案、監修、設計、構築した。

チーム構成は以下の通り。

* Beneville Studios

* Corgan

* Diversified.

* IDEO

* Intersection

* JLL

* Kubik Maltbie

* ニューヨーク市観光局

* オーチス・エレベータ

* Showtime Pictures

* Skanska

* Squint/Opera

* Stephen Wiltshire

* Syska Hennessy Group

* Tactman

* Tenguerian Models

* The Lighting Practice

* Thornton Tomassetti

86階展望台のチケットは38ドルから、102階展望台のチケットは20ドルの追加料金で、www.empirestatebuilding.comでオンライン購入、または現地の2階と86階のキオスクで購入可能。#ESBReimaginedでソーシャルメディアにアクセスを。

▽エンパイアステートビル(Empire State Building)について

マンハッタンのミッドタウンにそびえ立つ高さ1454フィート(地上からアンテナまで)のエンパイアステートビルは、Empire State Realty Trust, Inc.が所有する「世界で最も有名なビル」である。エネルギー効率、インフラストラクチャー、公共区域、アメニティーへの新たな投資によって、エンパイアステートビルは世界中のさまざまな業界の一流テナントを引き寄せている。エンパイアステートビルは、Uberが実施した調査では世界で最も人気のある旅行先に、米国建築家協会が行った世論調査では米国の好ましいビルに選ばれた。エンパイアステートビルの詳細はwww.empirestatebuilding.comwww.facebook.com/empirestatebuilding 、@EmpireStateBldg 、www.instagram.com/empirestatebldg 、http://weibo.com/empirestatebuildingwww.youtube.com/esbnyc またはwww.pinterest.com/empirestatebldg を参照。

▽Empire State Realty Trustについて

有力な不動産投資信託(REIT)のEmpire State Realty Trust, Inc.(NYSE: ESRT)は、「世界で最も有名なビル」であるエンパイアステートビルを含め、マンハッタンとニューヨーク大都市圏のオフィス、リテール資産を所有、管理、運営、買収、再配置している。ニューヨーク州ニューヨーク市に本社を置く同社のオフィスとリテールポートフォリオは、2019年9月30日現在で賃貸用面積が1010万平方フィートに上り、このうち940万平方フィートは14のオフィス資産(マンハッタンに9、コネティカット州フェアフィールド郡に3、ニューヨーク州ウエストチェスター郡に2)で、約70万平方フィートがリテールポートフォリオである。

ソース: Empire State Realty Trust, Inc.
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