【ソウル(韓国)、台北2019年11月20日PR Newswire=共同通信JBN】
サムスンディスプレイ(Samsung Display)は11月14日、グランドメイフルホテル台北(Grand Mayfull Hotel Taipei)でSamsung Curved Forum 2019を主催し、同社の曲面ディスプレー技術の最新のイノベーションを紹介するとともに、業界の利害関係者に議論と、この成長の機会への参加を働き掛けた。同フォーラムで画期的な曲率を特徴とする一連の1000R曲面モニターを展示したサムスンは、同業界で絶対的なリーダーシップを確立している。前に向かって進むサムスンは、引き続きゲーミング市場への取り組みに集中する一方、オフィス用モニターのような専門的なディスプレー市場でのフットプリントを拡大していく。
このイベントには、デル(Dell)、HP、エイサー(Acer)、Asus、MSIなどの世界的なモニターセット会社、Wistron、Foxconn、Amtranなどのモニター製造会社、市場調査機関、販売会社を含む業界の利害関係者約300人が参加した。サムスンはそのビジョンを共有し、新しい技術的進歩を備えた製品を出席者に向けて発表した。
同フォーラムで、サムスンディスプレイは、ディスプレー研究者、モニター販売業者、市場調査アナリスト、ソーシャルメディア・インフルエンサーによる情報セッションを開催し、彼らは曲面モニターの技術的必要条件、市場展望、消費者動向に関する自分たちの見解を共有した。
さらに、参加者向けの体験ゾーンは好反応を得た。読みやすさを平面パネルと比較し、ゲームやスポーツをする際に現実感を加えて没入型視聴体験を楽しむための装置は、多くの参加者を魅了した。
このフォーラムで、サムスンディスプレイは、27インチから49インチのモニターに及ぶ11の曲面モニターパネルを紹介し、独自の曲面の特性として、没入型視聴体験、傑出した画像再生、際立って差別化されたデザインを強調した。
このフォーラムでの重要なメッセージの1つは、モニター市場全体の65%以上を占めるオフィスB2B市場における曲面モニターの好機であった。これは、最大1000mmの曲率の27インチと34インチの曲面モニター、およびオフィススペースに適した超広角の43.4インチ、49インチのモニターの導入に支えられて、より現実的であるように見える。この多様な曲面製品は、オフィススペースにおけるB2Bバイヤーの予算と必要条件に最適である。
市場調査機関のWitsviewは、曲面モニターは2015年に市場に参入して以来、持続的な成長を見せており、2020年には1500万台の規模に達する見通しである、と予測した。サムスンディスプレイは、今年中に900万台のモニターを販売するため、引き続き曲面市場をターゲットにしていく。
サムスンディスプレイのヒョハク・ナム執行副社長は「サムスンディスプレイは、曲面ディスプレーが持つ可能性、すなわち圧倒的な高解像度と設計値に焦点を合わせている。われわれは、市場における立場を拡大し、製品のリーダーシップを維持するため、パートナーとの協力を強化する計画である。持続的な調査ならびに技術開発に専念、集中する」と発表している。
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ソース:Samsung Display