【北京2019年11月15日PR Newswire=共同通信JBN】
*テンセント、Sequoia China、Baidu Capital、ゴールドマン・サックスが主幹事を務める
LvYue Groupは11月15日、テンセント(Tencent)、Sequoia China、Baidu Capital、ゴールドマン・サックス(Goldman Sachs)が主幹事を務め、Ocean Link、CITIC Trust、Oriza、CAISSA Travelが共同投資する数億ドルのシリーズAおよびAプラス資金調達ラウンドを発表した。Fanzhuo Capitalはこの2つのラウンドの金融アドバイザーを務めた。
Trip.comから戦略投資を受け、マーク・ザン氏(Qunar社長も兼任)が率いるLvYueは、ホテル管理、情報技術、トレーデング、調達を統合したインターネットトラベルサービス・プロバイダーで、従来型ホテル業界に革新的なインターネット技術を提供している。
LvYueは「どのホテルも個性的」というコンセプトにより高級な旅行デスティネーション・ホテルブランドの「Floral(フローラル)」を立ち上げた。その土地の文化を居室スペースに取り入れ、世界中の有名デスティネーションで旅行客に独自の文化体験と統一的なブランドサービスを提供している。
2017年にLvYueは、各種ホテルやホームステイ、イン(旅館)がサービス全般を処理することができる「XPMSホテル管理システム」を社内で開発し、発表した。システムにはチャネル管理、客室在庫管理、変動料金制、自動現金管理・決済、データ視覚化が含まれ、営業効率が向上する。2018年にはXPMSモバイルアプリが出され、同システムは実際に営業に利用されて、目覚ましい成果を挙げている。
同社は2018年に公式予約プラットフォームの「フローラル・トラベル・アプリ」を立ち上げた。主な機能はホテル予約、旅行ガイド、おすすめエンターテイメント、付加価値サービス、旅行ノート・シェアリングで、さまざまな特別サービスが利用できる。
LvYueは2016年以降、日本、韓国、タイ、インドを含む10カ国以上で1900を超えるホテルと契約し、オープンした。2019年末までにLvYueのホテルネットワークは2600を超える。
Trip.comの投資部門責任者、ジェイ・シェン氏は「LvYueの戦略的投資家としてわれわれは、同社の今後の発展を確信している。Trip.comは素晴らしい旅行体験の提供でLvYueのサポートを継続する」とコメントした。
ゴールドマン・サックス(アジア太平洋)のマネジングディレクター兼プリンシパル・インベストメント・エリア共同責任者であるステファニー・フイ氏は「ゴールドマン・サックスは中国と世界のトラベルデスティネーション市場に明るい展望を持っており、LvYueの中国内外でのさらなる拡大を支援していく」と述べた。
LvYueは従来型ホテル業界にあって、活力を高めた「新種」である。LvYueは国内市場で拡大を続けるとともに、インターネット・ビッグデータ機能によりグローバル化のペースを加速し、新な機会を探っていく。
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