【ホーチミン市(ベトナム)2019年11月14日PR Newswire=共同通信JBN】ホテルの環境フットプリント向上を目的とした進行中の取り組みの一環として、カラベル(Caravelle)はリフィル可能なガラス製ボトル・プログラムを開始するホーチミン市で最初のホテルとなった。
今後は水の入ったプラスチック製ボトルが客室や会議室で提供されることはなくなる。代わりにカラベルのためにベトナムで特注生産され、浄水器を通した水の入った再利用可能なガラス製ボトルが使用される。客室前の廊下には、ビジターがボトルに水を補給できるリフィル・ステーションが置かれ、1階おきには毎日ゲストのためにハウスキーパーが水を補充するために使用するスタッフ・リフィル・ステーションが配置されている。
カラベルのマイケル・ロビンソン総支配人は、イニシアチブには4か月前に取り掛かったが、ベトナムには公的なプラスチック・リサイクルのプログラムがないため仕上げまでに時間がかかったと言う。
同氏は「われわれは客室からプラスチック製ボトルを排除し、リサイクルされた何かに置き換える方法を探していた。環境が整った会社やシステムがないので、自分たちでやるしかないと気が付いた」と述べた。
数回の試行錯誤を重ね、カラベルのチームはボトルのデザインを決定し、水のろ過システムを完成させた。
ロビンソン氏は「地元当局からこの水は安心して消費できるという認証を受けた。数回にわたる検査を実施し、システムは飲料水を供給するのに健康上問題がないと認定された。必要書類は全てそろっており、定期的に再検査する予定だ」と述べた。
同ホテルには現在ガラス製ボトルの在庫が2000本あり、将来的には1年につき20万本のプラスチック製ボトル、つまり7トンのプラスチック使用量を減少させる見込み。
ロビンソン氏は、特に大企業組織の財政的支援のない独立ホテルであるカラベルの環境上の持続可能性に対する積極姿勢に誇りを示した。
同氏は「間違いなくこの街で最も環境に優しいホテルだ。絶対に不可能ではないし、今では絶対に可能だと分かる。ただ待っているだけというのは許されない」と述べた。
この新たなイニシアチブにより、ホーチミン市のホスピタリティー業界のイノベーター、カラベルの伝統が続く。60年前の開業時には空調設備を目玉とした市内初のホテルだった。そして60年後、カラベルにはあらゆるホテルの最新のアイデアがある。
問い合わせ先
Ms. Ngo Xuan Thu
Marketing and Communications Manager
Email: thu.ngo@caravellehotel.com
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Website: www.caravellehotel.com
Address: 19-23 Lam Son Square, Ben Nghe Ward, District 1, HCMC, Vietnam
ソース:Caravelle Saigon
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