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ZTEが初の5Gスライシングストアを欧州で実証

ZTE Corporation
2019-10-24 15:32 1386

【深セン(中国)2019年10月24日PR Newswire=共同通信JBN】モバイルインターネット向けの通信、エンタープライズおよび消費者テクノロジー・ソリューションの大手国際プロバイダーであるZTE Corporation(https://www.zte.com.cn/global/ )(0763.HK / 000063.SZ)は23日、欧州初のスライシングストア実証のためにHutchison Drei Austriaと提携したと発表した。同社は業界初のエンドツーエンド・ネットワークスライシング運用を誇る。

5G「スライシングストア」では、消費者またはエンタープライズ顧客が、事前に定義されたスライステンプレートを選択し、ユーザーの特性または個々の業界要件に従ってSLAパラメーターを設定できる。ユーザーは、オンラインのスライスベースサービスストアにログインした後、保証帯域幅、最大待ち時間など、異なるSLAのサービスを選択できる。そしてその特注のサービスは精算のためにカートに入る。支払いが完了すると、このサービスは要求に応じて即座にアクティベートできる。ユーザー数が増加した場合、またはKPIパフォーマンスが低下した場合、KPIを維持するためにシステムによる自動リソース調整が可能だ。このスライシング・ソリューションは、垂直市場の種別を問わずさまざまな要求を満たし、かつSLAを保証するため、垂直産業で幅広く採用されている。

この革新的なソリューションは5Gスライシングの商業化を促進し、オペレーターがさまざまな垂直市場で成功を収めることを支援できる。カスタマイズされたスライスを垂直産業に公開することにより、オペレーターは単一のB2Cトラフィック操作からB2B、B2B2C、およびB2B2Bの多様なスライス操作に変換することができる。その結果、5Gと垂直産業間の緊密な統合が可能になり、各垂直産業のネットワーク要件を個別に満たすことで5Gの価値空間が刺激される。

5Gスライシングストア・ソリューションにより、垂直産業はネットワークスライスのオーケストレーションおよびライフサイクル管理に関与することができる。オーケストレーションと垂直産業向けの公開機能に基づくこのソリューションは、SLAカスタマイズ、リアルタイムKPIモニタリング、強化された課金、ネットワークスライス・ライフサイクル管理を特徴としている。広範におよぶこのソリューションの利点は、5Gの商業プロセスを大幅に促進し、垂直産業がTCOを削減し、エンドツーエンドのユーザー体験を向上させるのに役立つ。

ZTEは消費者、キャリア、企業、公共セクター顧客向けの高度な通信システム、モバイルデバイス、エンタープライズ・テクノロジーソリューションのプロバイダーである。ZTEの戦略の一環として、同社は顧客に統合されたエンドツーエンド・イノベーションを提供し、通信および情報技術セクターが融合する際に卓越性と価値を提供することにコミットしている。香港証券取引所と深セン証券取引所(H株銘柄コード: 0763.HK / A株銘柄コード: 000063.SZ)に上場されるZTEの製品およびサービスは、160カ国以上で販売されている。

ZTEはこれまで欧州、アジア太平洋、中東・アフリカ(MEA)などの主要な5G市場で25件の商用5G契約を獲得してきた。ZTEは年間売上高の10%を研究開発に投資することにコミットし、国際標準規格の設定でリーダー的役割を果たしている。

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Margaret Ma
ZTE Corporation
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Email: ma.gaili@zte.com.cn

ソース: ZTE Corporation