【北京2019年10月21日PR Newswire=共同通信JBN】2019年10月18日、第1回International Conference on Primary Care Medicine and Health Promotionならびに第4回BO-AI International Symposiumが北京で開幕した。会議は、中国のプライマリヘルスケア制度と医療保険の開発、質の高い医療サービス保証に焦点を当てており、「健康中国2030」計画の目標を達成するための土台となる。
ペレルマン・ペンシルベニア大学医学大学院のジャック・エンデ教授、ハーバード医科大学のアレン・コロ博士、カリフォルニア大学サンフランシスコ校のモリー・クック博士、ORENDAの創設者でBo-Ai Psychosomatic Medicine(International)Exchange Association主唱者のリュウ・シャンヤン氏があいさつした。
会議には米国と中国の医学研究機関と大学の代表者、世界中の医師と学者が出席した。米国からはメイヨークリニック、ペンシルベニア大学病院、University of Alabama's School of Medicine、Texas Hospital Association、Dallas International Health Care Servicesの代表者が参集した。米国内科学会の3人の元会長と一般開業医の2人の編集者も出席した。
リュウ氏は「Models of Health Promotion Inspired by Traditional Chinese Culture(伝統中国文化に啓発された健康増進モデル)」と題した講演を行った。中国の心身の健康分野で主要なパイオニアであり専門企業であるORENDAは、10年の開発を経て「心身の健康」を中核に据え、「食事、運動、気分、医療、ケア、住居」に基づき、全てにおいて健康的なライフスタイルを創出した。同社は、人々の心身の健康を守り、将来世代が幸福かつ健康に暮らせるよう、心身一体型の医療健康管理サービスシステムを開発した。
リュウ氏は「健康と幸福は、ORENDAが将来にわたって追求するものである。われわれは、心身のための入手可能な最高品質のサービスをより多くの人々に提供し、将来世代が幸福かつ健康に暮らすことを可能にしたい」と述べた。
エンデ教授は「Importance of the Primary Care System in the Century and National Health Goals(今世紀のプライマリケア制度の重要性と国家の健康目標)」について講演した。同教授は、効果的な一般診療は全ての国のヘルスケア産業に不可欠だと述べた。
Peking University First Hospital(北京大学第一医院)のチー・チュンフア教授は国家政策への健康の統合について議論した。同教授は、これはヘルスケアのさまざまな部門、中でも、将来の見通しが明るい一般診療に好機を提供すると述べた。