【深セン(中国)2019年10月18日PR Newswire=共同通信JBN】モバイルインターネット向けの通信、エンタープライズおよび消費者テクノロジー・ソリューションの大手国際プロバイダーであるZTE Corporation(0763.HK / 000063.SZ)は17日、「Role Fingerprint」に基づくIntelligent Configuration Check(インテリジェント構成検査)によってZTEとChina Unicom(中国聯合通信)広東支所が、オランダのアムステルダムで開催されたBroadband Awards 2019でBest Network Intelligence(最優秀ネットワークインテリジェンス)賞を受賞したと発表した。
ZTEのトランスポート統合管理と制御製品ZENIC ONEをベースとしたこのソリューションは、業界をリードするAIアルゴリズムと自動化技術を利用し、トランスポートネットワークデバイスのインテリジェント構成検査を可能にする。このソリューションは、構成検査の効率性を90%改善し、異常な設定の識別率を85%向上させるという優れた機能を強化し、それによって運用と保守の効率性は飛躍的に向上する。
ZTEとChina Unicom広東支所が開発した「Role Fingerprint」ベースのインテリジェント構成検査は、AIアルゴリズムを使用して既存のネットワーク構成データからデバイスの構成構造機能を抽出し、デバイスのロールフィンガープリントを生成する。
インテリジェント構成検査は、AIナレッジグラフに基づいてプロトコルモデルを構築し、デバイスのネットワーク・ロールの自己学習を実装することで、事前に構成エラーを検出する。この機能には、セマンティック認識、データマイニング、ビッグデータ分析が含まれる。
さらに、NLPやナレッジグラフなどのさまざまなAIテクノロジーを使用して、従来の手動の構成検査方法を一新する。その結果、自動構成検査は従来の方法を90人日から7人日に短縮し、構成検査の効率性と構成リスクの識別率を効果的に向上させる。
ZENIC ONEは、マイクロサービス・アーキテクチャーをベースに開発された。クラウドネイティブのコンセプトに基づくインテリジェントなネットワーク管理、制御、オーケストレーション、保証、分析を統合した業界初のSDNシステムだ。ZENIC ONEは、 PTN/SPN、IP/IPRAN、OTN、スライシングなど、すべてのトランスポートネットワーク4G/5Gシナリオをカバーしている。よりインテリジェントなネットワーク管理と制御機能をトランスポートネットワークに提供するように設計されている。
ZENIC ONEは、2019年10月にリリースされたGlobalDataの「WAN SDN Controller:Competitive Landscape Assessment(WAN SDN Controller:競争環境評価)」で「Very Strong(非常に強い)」と評価された。ZENIC ONEは2019年8月までに94件の特許を取得した。これは、70近い国際標準の提案に含まれ、有名大学の20以上の研究プロジェクトで利用されてきた。
Broadband Awardsは、ブロードバンドの真にベストを認定し、次世代の通信、アプリケーション、サービス、戦略などの成果を強調する。
ZTEは消費者、キャリア、企業、公共セクター顧客向けの高度な通信システム、モバイルデバイス、エンタープライズ・テクノロジー・ソリューションのプロバイダーである。ZTEの戦略の一環として、同社は顧客に統合されたエンドツーエンド・イノベーションを提供し、通信および情報技術セクターが融合する際に卓越性と価値を提供することにコミットしている。香港証券取引所と深セン証券取引所(H株銘柄コード: 0763.HK / A株銘柄コード: 000063.SZ)に上場されるZTEの製品およびサービスは、160カ国以上で販売されている。
これまでZTEは欧州、アジア太平洋、中東・アフリカなどの主要な市場で25件の商用5G契約を取得してきた。ZTEは年間売上高の10%を研究開発に投資することにコミットし、国際標準規格の設定でリーダー的役割を果たしている。
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