【セントへリア(英ジャージー)2019年9月17日PR Newswire=共同通信JBN】大手IPテクノロジーのCPA Global(CPAグローバル)は17日、新しいグローバルキャンペーン「New IP」を発表し、国際的なIP業界にイノベーションビジネスを根本的に再考するよう呼びかけた。
CPA Globalによると、2020年代は、IPやイノベーション産業、それらに戦略的な助言をする法律事務所にとって、急激なデジタル変革の10年となる。
CPA Globalは、急速に限界点に近づいているインフラストラクチャーとプロセスに依然として依存しているIP業界自体がそのデジタルの必須条件を無視し、グローバルイノベーションの進行を阻止することがリスクであるとしている。
17日に発表された新しいCPA Globalの報告書(CPA Global report )によると、「New IP」に向けた競争を加速させるものには、IP業界の仕組みに革命をもたらしそうな多くの要因と、ブロックチェーン、人工知能、ビッグデータ、国内のIP制度間のグローバルな協力の増加を含むイノベーションを市場にもたらす速度と方法がある。
この現実によって、IPとイノベーションの多くの側面への業界アプローチの根本的な再考が必要とされ、「New IP」のアイデアを主導し、採用する人々はビジネス上のより良い意思決定ができるようになるだろう。
CPA Globalのトニー・ニジム最高戦略責任者(CSO)は以下のように語った。
「とりわけIPを含む無形資産は、企業価値のシェアとして成長を続けている一方、競争が激化するグローバル市場は、アイデアと革新に基づいてビジネスが繁栄または衰退することを意味している」
「IP管理は、多くの場合、非効率性に満ちたアナログ対応のままだ。技術ソリューションはすでに世に出て解き放たれるのを待ち、IP業界全体でデジタル革命を推し進める準備ができている」
「業界全体は、最高のアイデアをより迅速かつ効果的に市場に投入できるよう、IPシステムの仕組みを再考する必要がある。IPの時代はテクノロジーの力を取り入れるために到来しており、われわれは当社の専門知識、ツール、経験をIP業界のデジタルジャーニーのナビゲートの役に立つよう活用したい」
「業界はもちろん一晩で変化するわけではないし、変化の速度は個々の組織によって異なるだろう。それでもわれわれは、さらに接続・統合されて、高速かつより生産性の高いIPエコシステムに向かって前進しながら、2020年代をデジタルの10年と考えて業界に挑戦していく」
CPA Globalは、業界のエンゲージメントと意識向上キャンペーンを組み込んだグローバルプログラム、ならびにCPA Globalとその顧客からIPのデジタル変革に関する最新の考え方へのアクセス、IP環境内でデジタルをうまく活用するツールおよびガイダンスを提供するオンラインのNew IPハブを開始している。CPA Globalのフラッグシップ年次イベントとして今年の11月11日から13日にモナコで開催されるIGNITE2019(IGNITE2019 )において、New IPは主要テーマになるだろう。
▽CPA Global(CPAグローバル)について
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