【ボストン2019年8月20日PR Newswire=共同通信JBN】
*特別補助裁判官兼管財人の人身傷害、不法死亡の補償請求手続きを通じて
以下の声明は、タカタの破産裁判に伴って設置された司法省のタカタ製エアバッグ個人補償基金(Individual Restitution Fund)特別補助裁判官(Special Master)および不法行為補償信託基金(Tort Compensation Trust Fund)管財人であるエリック・D・グリーン教授によって出されている。
▽タカタ製欠陥エアバッグ請求
エリック・D・グリーン教授は、特別補助裁判官及び管財人として2018年5月、タカタのPSANエアバッグインフレーターの破裂または異常な作動(「タカタ製エアバッグインフレーターの欠陥」)に起因する人身傷害または不法死亡を被った個人に対する補償プログラムを発表した。そのプログラムの下、請求人は司法省の1億2500万ドルの個人補償基金と約1億4000万ドルを保有するタカタ製エアバッグ不法行為補償信託基金(TATCTF)の両方もしくはいずれかから補償を求めなければならない。請求手続きは現在も行われており、資格のある請求人は行動に移す時間がまだある。
タカタ製エアバッグインフレーター欠陥に起因する傷害または不法死亡の被害者が主張できる請求は3種類がある。(1)特別補助裁判官が管理し、ミシガン州東部地区連邦地方裁判所がタカタに対する司法省の刑事事件、合衆国対タカタ社事件第16-cr-20810(E.D. Mich.)に関連して出した補償命令に基づいて設置された人身傷害と不法死亡補償基金IRFから補償を求める「IRF請求」(2)管財人が管理し、デラウエア州地方破産裁判所でのタカタの連邦破産法第11章に基づく再建計画に関連して設置された人身傷害と不法死亡基金TATCTFを通しての補償のためのタカタに対する「信託請求」(3) Participating Original Equipment Manufacturer(「POEM」、現在唯一のPOEMはHonda/Acura)から補償を求める「POEM請求」で、管財人が管理するTATCTFを通じて破産計画に従って決定されなければならない。
これら3種の請求はそれぞれの適用資格があるが、いずれもタカタ製エアバッグインフレーター欠陥に起因する人身傷害と不法死亡のみに適用される。例えば、エアバッグの故障、自然発生的なエアバッグの作動、インフレーターと関係のない衝突による傷害など他のエアバッグ部品に起因する傷害または不法死亡、あるいは身体的傷害や死亡と無関係の経済的損害に関連した請求は、上記の3種の請求の対象ではない。
請求をどのように申請するかに関する詳細な説明を含む請求申請用紙は以下で入手できる。 IRFウェブサイト: www.takataspecialmaster.com, TATCTFウェブサイト: www.TakataAirbagInjuryTrust.com
▽請求プロセスの管理と詳細情報源
グリーン教授はIRF請求を管理する特別補助裁判官として地裁に指名され、信託請求とPOEM請求を管理する管財人として破産裁判所に指名された。
適用資格、申請期限、請求申請のやり方についての詳細は以下へ。 www.takataspecialmaster.com, www.TakataAirbagInjuryTrust.com, 電子メール:Questions@TakataAirbagInjuryTrust.com, 電話(無料):(888) 215-9544