【珠海(中国)2019年8月13日PR Newswire=共同通信JBN】オーストリア・ザルツブルクのモーツァルテウム大学で行われた予備審査を経て、16の国・地域から116人の若いピアニストとバイオリニストが、Huafa Groupが組織するイベントである第3回Zhuhai International Mozart Competition for Young Musicians(若い音楽家のための珠海モーツァルト国際コンクール)に出場する。8月8日に開かれた最初の記者会見で、今年のコンクールは9月10日から22日まで中国広東省の珠海で開催されることが発表された。116人の出場者は各楽器部門で年齢別の3グループに分かれて最高の演奏を披露し、総合優勝者は最高賞金3万米ドルを獲得する。
第1回珠海モーツァルト・コンクールは2015年に開催され、続く2017年の第2回コンクールは成功を収めた。ザルツブルクのモーツァルテウム大学の全面的な支援を受け、ジュネーブのWorld Federation of International Music Competitions(国際音楽コンクール世界連盟)とAlink-Argerich Foundation(アーリンク・アルゲリッチ財団)に認定されている。このコンクールはモーツァルトの名前と珠海市をつなぎ、音楽と芸術の魅力で同市に力を与えている。
同コンクールの過去の入賞者の多くはその後も優れた成績を収め、ザルツブルク・モーツァルト国際コンクール(International Mozart Competition Salzburg)、クララ・ハスキル国際ピアノコンクール(Clara Haskil International Piano Competition)、2018メニューイン国際コンクール(2018 Menuhin Competition)のジュニア部門、直近ではチャイコフスキー国際コンクール(Tchaikovsky Competition)2019で最高賞を獲得している。
第3回珠海モーツァルト・コンクールでは重要な新しい規則が設けられ、審査員の生徒のコンクールへの参加を禁じ、コンクールがオープンで公正であるよう万全を期す。このほか、出場者が中国の名曲の美しさを発見するために「Best Interpretation of Chinese Works(中国作品の最優秀演奏)」賞も創設される。
さらに、中国の非音楽専門学校の学生10人を含む「若い批評家」のグループが結成され、第3回珠海モーツァルト・コンクールの出場者から優勝候補を批評し選出する。これは中国の音楽コンクールでは初めての試みである。
2週間の開催期間中、第1回「Mozart Festival - Music plus Life(モーツァルト・フェスティバル-音楽と生活)」のタイトルの下、一連のコンサート、展示、講義、ワークショップも珠海で開催され、音楽愛好家のみならず珠海の全ての人々のカーニバルにしている。珠海市は、世界からの全てのゲストが音楽を楽しみ、成長著しい未来のスターを目の当たりにするよう歓迎する。