【ロンゲール（カナダ・ケベック州）、テットナング（ドイツ）2019年7月11日PR Newswire＝共同通信JBN】
＊VIZIMAXとTAVRIDA ELECTRICが、先進かつ同期で過渡電流のないスイッチング制御ができる世界初のコンパクトな六フッ化硫黄不使用（SF6-free）の単極動作24 kVメタルクラッド開閉装置を発表。
VIZIMAXは、中電圧真空遮断器、開閉装置、配電自動化ソリューションの世界的リーダーであるTAVRIDA ELECTRICとの提携を発表した。この提携で、信頼性が高く保守不要のTAVRIDA ELECTRIC真空遮断器と開閉装置が、VIZIMAXの制御スイッチング装置と合体。この合体は、中電圧コンデンサー、高調波フィルター、リアクターを切り替える際の有害な過渡電流を排除しつつ、ゼロに近い突入電流を達成し、電源トランス通電時の電圧降下を減少させる。
単極動作24 kVメタルクラッド開閉遮断装置は、VIZIMAXとTAVRIDA ELECTRICの世界中の顧客に、電力会社、再生可能エネルギー、鉱業、製鋼、鉄道、電力集約型産業を対象とした、設備投資を抑えた、過渡電流低減、資産保護のためのターンキーソリューションを提供する。
VIZIMAXのジャン・ギー・ラコンブ社長兼最高経営責任者（CEO）は「送電網の接続を改善し、既存の電力インフラを最大限に活用するため、長い間求められていたソリューションをTAVRIDA ELECTRICとのチームで共同で提供できるようになったことを非常に喜んでいる」と語った。今日、電力会社、発電所、独立系発電事業者・OEM業者は、再生可能エネルギーに、より大きな風力、太陽光発電プラントを導入している。これが、突入電流と電圧降下の低減を求める電力トランス容量のかつてない増加につながっている。ラコンブ氏は「両チームはこの数カ月間、たっぷり意見交換した。結束して、画期的なソリューションと独自の価値提案を届けられるようになった」と付言した。
TAVRIDA ELECTRIC西欧担当マネジングディレクターのヨハネス・オコン氏は「今回の提携で、世界中の多くの顧客から要望のあった最先端のソリューションが実現した」と語った。先進の無効電力補償装置や力率補正の需要は大きく、より信頼性の高い開閉装置と無効負荷保護に対する極めて大きなニーズを生み出している。オコン氏は「当社のソリューションは、コンデンサーバンクと高調波フィルターの高速スイッチングを可能にしつつ、スイッチング過渡現象を排除し、機器を保護する」と付言した。
▽VIZIMAXについて -- www.vizimax.com
カナダの高電圧、中電圧電源用制御、自動化ソリューションメーカーであるVIZIMAXは、送電網、発電所、および重工業に、実績のある制御装置と分析ツールを提供している。同社の制御スイッチング装置は、突入電流制限と過渡電流のないスイッチングを可能にする。
▽TAVRIDA ELECTRICについて -- www.tavrida.com
TAVRIDA ELECTRICは、真空遮断器、革新的な開閉装置、送電線架空自動化、および最大38kVの改修ソリューションに重点を置いている。1990年以来、研究・開発能力、屋内・屋外プロジェクト向けの革新的技術、およびOEMパートナーシッププログラムにより、同社は中電圧開閉装置のトップ3に入る有力企業に位置付けられている。
詳細情報については、以下まで。
▽VIZIMAX問い合わせ先
Nicolas Lacombe
+1-450-679-0003
▽TAVRIDA問い合わせ先
Alex Kazakov
+372 511 8189
ソース：Vizimax Inc.
