【ジャカルタ(インドネシア)2019年7月5日PR Newswire=共同通信JBN】世界中のビジネスが東南アジア諸国連合(ASEAN)市場に向けてギアチェンジしている。これは、東南アジアのイーコマース・ブームと相まって、デジタル物流の新時代のニーズを創出している。
ZWC Ventures(https://zhongweicap.com/en/about-us/ )のパートナーでRitase(http://www.ritase.com/ )の投資家であるロク・テランス氏は「物流技術のプラットフォームは、中国、米国、インドのような経済大国で実証されている。しかし、東南アジアでもそれに劣らぬニーズがあり、同じように実現可能であるとわれわれは信じている」と述べた。
ロク氏はさらに、インドネシアの物流コストが高い要因の1つは、トラックがうまく使えていないことだと強調している。基準評価の問題としては、欧州のトラック利用率は年間20万キロメートル、タイは年間15万キロメートルであり、インドネシアは年間5万キロメートルである。Ritase(http://www.ritase.com/ )に関しては、ロク氏は「Ritase(http://www.ritase.com/ )は荷主と輸送業者をマッチさせるB2Bのデジタル輸送システムを提供する企業であり、インドネシアの断片化したトラック輸送産業が必要としている変化を推進する上で強力なプレーヤーになり得る」と信じている。
Ritase(http://www.ritase.com/ )と入力すると、インドネシアのトラック輸送産業を積極的にデジタル化しているスタートアップと出てくる。創業わずか2年間で、Ritase(http://www.ritase.com/ )の影響力はインドネシア諸島全体に広がっており、現在は同国トップのFMCG(日用消費財)企業数社にサービスを提供しているトラック輸送会社500社の7500台以上のトラックをプールしている。
Ritase(http://www.ritase.com/ )は4日、インドネシアのトラック輸送産業のリーダーとしてさらに成長を推進するため、シリーズA資金調達で850万米ドルを獲得することに成功した。このラウンドを主導したのは、2011年に創立されたベンチャーキャピタルのGolden Gate Ventures(SG)(https://goldengate.vc/ )である。同社はアジアの7カ国以上で30社以上の投資ポートフォリオを持っている。その他の投資家にはJafco Asia(https://www.jafcoasia.com/ )やZWC Ventures(https://zhongweicap.com/en/about-us/ )が含まれている。
シリーズA投資に先立ち、同社は、Insignia Ventures Partners(http://www.insignia.vc/ )、三菱商事(https://www.mitsubishicorp.com/jp/en/index.html )、Beenext(https://www.beenext.com/ )、Skystar Capital(http://www.skystarcapital.com/ )、Agung Ventures(http://www.agungconcern.co.id/ )およびエンゼルインベスター数社から総額440万米ドルに上るシードならびにプレシリーズAの資金調達を受けた。
Insignia Ventures(http://www.insignia.vc/ )Partnersの創設マネジングパートナーであるタン・イングラン氏は「InsigniaはRitase(https://www.ritase.com/ )の早期支援者であることを誇りに思っている。Ritase(https://www.ritase.com/ )が大手の荷主、輸送業者、インドネシア政府から積み重ねた強力なサポートにより、われわれは、インドネシアのドラック輸送産業にはデジタル化の用意ができていると信じるに至った。われわれは、Ritase(https://www.ritase.com/ )が市場のリーダーとなり、そしてルート最適化の強化、価格効率性の向上、未使用トラックの積荷マッチングプロセスの合理化を通じ、インドネシアのトラック業者の生活向上にこれからも取り組むことをうれしく思う」と述べた。
Golden Gate Ventures(https://goldengate.vc/ )のパートナーでRitase(https://www.ritase.com/ )のシリーズAラウンドの主任投資家であるハル・ジャスティン氏は、東南アジアの主導的な物流マーケットプレイスになる過程の中にあるRitase(https://www.ritase.com/ )に参加することに興奮していると付け加えた。ハル氏はさらに「インドネシア経済が引き続き成長するにつれ、既存の物流インフラストラクチャーは荷主とトラック業者の進化するニーズに対応するため、デジタル化と拡大を図る必要がある。Ritase(https://www.ritase.com/ )はインドネシアのデジタル物流インフラストラクチャーの要となるだろう。われわれにとってイマン・クスナディ氏とそのチームと共に働けるのは名誉である」と付け加えている。
戦略的投資家と顧客の支援により、Ritaseは、単一のデジタルプラットフォームの中で荷主と輸送業者との間の情報の流れをシームレスに統合する安定したインドネシアのスタートアップとしての地位を得ることができた。創設から2年で、同社は既にネスレ、ユニリーバ、Universal Ribena Corporation(URC)、Japfa、シグニファイ/フィリップスライティング、ロッテ、ペルフェッティ・ヴァン・メレなどの世界的に有名なブランドと契約している。
ネスレのような企業へのサービス提供は、Ritase(https://www.ritase.com/ )がFMCG企業に最適に応える方法でプラットフォームを調整、改良して成長する上で、非常に重要であることを証明している。
その重要な機能には、荷主と輸送業者の双方に透明性を提供することやデジタル注文処理管理、積荷計画、ルート最適化が含まれている。さらに、オープンAPIプラットフォームとクラウドベースのソフトウエアにより、荷主はトラック輸送マーケットプレイスと商品流通に関するリアルタイムの情報更新に容易にアクセスすることができる。
イマン・クスナディ氏(https://www.linkedin.com/in/iman-kusnadi-1b77237/ )とダビド・サムエル氏David Samuel(https://www.linkedin.com/in/dasamuel/ )によって創設されたRitase(https://www.ritase.com/ )は、トラック輸送のエコシステムを最適にサポートする最新の技術を開発するため、ドメイン専門知識を持った地元の人材を雇用している。Ritase(https://www.ritase.com/ )はまた、重量計を全国的にデジタル化し(https://www.truckmagz.com/ritase-com-bantu-kemenhub-pantau-odol/ )、同国のトラックの過負荷・過容量の問題を緩和するのを支援するため、インドネシア運輸省との間で独占契約を締結した。
2019年5月、同社は品質管理のISO 9001:2015(https://www.nqa.com/global )と情報セキュリティーマネジメントシステム(ISMS)のISO 27001:2013という2つのISO認証を受けた。
新たな投資ラウンドにより、Ritase(http://www.ritase.com/ )は、インドネシアを越えたトラック輸送産業のデジタル化のリーダーとして立ち上がることができ、顧客のために完全なエンドツーエンドのサプライチェーンの可視性を可能にする。国際的な拡大とは別に、Ritase(http://www.ritase.com/ )は、サプライチェーンの資金調達や、共同購入のプラットフォームによる手頃な価格の予備部品やトラックの入手可能性の拡大を通じ、同社のプラットフォームにおいて地元の輸送業者を力づけることを願っている。継続的な成長とプラットフォームの改良は、Ritase(http://www.ritase.com/ )が最終的に半自律的なトラック輸送をSEAに取り込むチャンネルとなることを可能にする基礎的要素である。
Ritaseについて
Ritase(http://www.ritase.com/ )はモバイルおよびデスクトップ・アプリケーションによるトラック向けのデジタル物流サービスであり、このアプリケーションは、リアルタイムで監視可能な出荷プロセスと詳細な報告システムを通じて荷主と輸送業者を結び付ける。Ritase(http://www.ritase.com/ )はインドネシア全域の輸送を取り扱っており、ジャワ-スマトラ・ルートは取扱量の大半に寄与している。Ritase(http://www.ritase.com/ )は現在、Ritase(http://www.ritase.com/ )アプリに結び付いている7500台以上のトラック、500の輸送業者、7000人の提携運転手によって、毎月数万件の輸送を促進している。
Ritaseに関する情報の詳細はmarketing@ritase.comに問い合わせを。
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