【北京2019年7月2日PR Newswire=共同通信JBN】中国南西部の巫山で栽培されている高品質の特産フルーツの1つである巫山クリスピープラムの新しいグローバルブランドビジョンが1日、重慶市農業農村委員会と巫山県政府が北京で共同開催した文化イベントで発表された。
新たなビジョンは、山々、水、幼少期、プラム狩りなどの要素を有機的に組み合わせ、鮮やかなブランドストーリーを伝える。さまざまな消費者のニーズに応えるため、3つの新しいパッケージデザインも発表された。
三峡貯水池地区の中心部に位置する巫山は、重慶市の「東門」である。それは、長江が東から西へ横切る北緯30度上にある。その独特な生態学的条件により、巫山クリスピープラムの熟成は6月下旬から8月末まで50日以上続き、これは他のプラム品種の約2倍である。
農業の専門家は、海抜180から1000メートルにまたがる巫山の標高、適度な酸性度とアルカリ度を持つ真っ赤な砂質土、湿度とガス透過率がすべて、プラムの優れた品質を保証していると考えている。専門的な試験によると、ジューシーな果肉、シャキッとして優しい食感、そして爽やかな香りを持つ巫山クリスピープラムは、さまざまなアミノ酸が豊富でビタミンや抗酸化物質が多く含まれており、まさに「食用化粧品」と呼ぶことができる。
巫山県には、唐、宋王朝以来、1000年近くに及ぶプラム栽培の歴史がある。ここ数十年間、植栽技術が絶えず最適化されてきたため、巫山クリスピープラムは「Agro-product Geographical Indications(農業製品地理的表示)」やプラムの金賞を含む多くの国家資格証明を獲得、巫山県に「中国のクリスピープラムの里」という評判をもたらした。専門機関は、巫山クリスピープラムのブランド価値を13億3400万元と推定、すべての国内プラム品種で1位としている。
巫山県農業農村委員会のワン・コンピン委員長は、同県は巫山クリスピープラムのブランドイメージを確立し、中国南部初のプラムブランドにするため、大規模植栽、科学・技術的管理、ブランド構築、およびマーケティングに引き続き努力していくと語った。
ソース:Wushan County Government