【常州(中国)2019年6月25日PR Newswire=共同通信JBN】2019 World Industrial and Energy Internet Expo(2019年世界産業・エネルギー・インターネット展示会)が、製造業やエネルギー分野における産業用インターネットの発展促進のためのプラットフォームとして、6月20日から22日まで中国東部の江蘇省常州で開催された。
この展示会では、サミット、産業、エネルギー用インターネットアプリケーションの展示、5つのサブフォーラム、産業用アプリのコンペが行われた。
ハネウェル、itelligence AG、ファーウェイ、China Mobile、China Telecom、Baidu Cloud、中国航天科工集団公司(CASIC)、その他国内外の著名企業、さらにトリナ・ソーラー、Wanbang NE、CAXA常州支店など常州の21の有力な地元の革新的企業を含む77社が同展示会に参加した。
ファーウェイの取締役兼最高戦略マーケティング責任者である徐文偉氏は、展示会のサミットで、産業用インターネットの開発は依然として、不十分なネットワーク接続、高い接続コスト、データミスマッチ、低いサイバーセキュリティーなど多くの課題に直面していると語った。ファーウェイはこれらの課題に対処するため、情報化とデジタル化における自社の優位性をベースにした分野横断的、業界横断的な産業用プラットフォームを開発するためのパートナーを探している。
常州は近年、CASICloud、CAXA、ファーウェイ・クラウドイノベーションセンターなど先進的な産業用インターネットプラットフォームを数多く市内に誘致し、Tengen Group、Focusight Technology Co., Ltd.、Risun Technology Co., Ltd.などの地元企業を育成してきた。いくつかの地元企業は、エネルギー分野での産業用インターネットアプリケーションの研究を積極的に行っている。たとえば、Wanbang NEは、充電プラットフォームのStar Chargeを世界中のより多くの地域で使用できるようにしようとしている。
中国共産党常州市委員会のワン・チュアン書記はスピーチで、常州は将来的に、産業、エネルギー分野で「インターネット+」により重点を置き、産業用インターネットと実体経済の統合を積極的に推進し、中小企業に力を与え、新しい産業や新しい経済を生み出すと語った。また、スマート製造とスマートエネルギーブランドを構築することで、常州はその産業化レベルを向上させ、クリーンエネルギーの生産と利用の効率を高め、コア競争力を持つ革新的産業チェーンを形成するだろうとも述べた。
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