【貴陽(中国)2019年5月17日PR Newswire=共同通信JBN】2018年12月現在、貴州の13の高速道路料金所がWeChat決済を導入し、貴州の高速道路の3738車線のうちの約2000車線にQRコード用スキャン機器が設置された。スーという姓のドライバーは2019年中国国際ビッグデータ産業博覧会(2019 China International Big Data Industry Expo)の公式メディアパートナーであるHuanqiu.comのインタビューで「WeChatで支払えば、貴陽の北料金所を通るときに釣銭を要求することがなくなるので、時間の大きな節約になる」と述べた。
しかしGuizhou Provincial Transportation Departmentは、2019年の初めから貴州の441の料金所すべてでWeChat決済が可能になると明らかにしていた。QRコードで支払って料金所を通過するまで、わずか5秒である。
将来的にはAlipay(アリペイ)やChina UnionPay(中国銀聯)のQuickPassといった主流になっている方法も現地のモバイル決済アプリとともに、これらの料金所の決済システムに含まれる予定。
さらに、電子料金収受システム(ETC)にモバイル決済が組み込まれることで、近い将来に貴州の高速道路料金所で非接触型決済が完全に実現し、人々は停車することなく料金所を通過できる。
ドライバー以外にも、モバイル決済は地方行政に利便性を実現した。現地の料金所で働く係員はHuanqiu.comに、モバイル決済はにせ札を受け取ってしまうリスクから彼らを救うとともに、労務と管理費を低減することに役立っていると述べた。
同時に、モバイル決済は貴州の交通の流れの効率性を大きく改善した。モバイル決済ごとの時間で10から15秒、短縮されたからである。高速道路料金所にモバイル決済の方法を導入したのは、貴州にとって環境に優しい事例になった。列で待つ車は、1台ごとに平均0.002リットルの燃料を節約できるからである。
ソース:Huanqiu.com