【レキシントン(米マサチューセッツ州)2019年5月15日PR Newswire=共同通信JBN】Sekisui Diagnostics酵素事業部は2019年末までに英国ケント州メードストーンに190万ドルの投資で新たなBioProcess Innovation Centreを完成させると発表する。この投資は微生物バイオ医薬品開発・製造受託(CDMO)市場のシェアを拡大する長期投資戦略の一環であり、将来の投資は現行医薬品適正製造基準(cGMP)による生産力拡大に重点を置くことになりそうだ。
かつてはGenzyme Diagnosticsの一部だったSekisui Diagnosticsの酵素事業部は40年以上のこの分野の経験に基づき2017年、微生物バイオ医薬品CDMOサービスであるBioProduction by Sekisui (https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=2466684-1&h=957165361&u=http%3A%2F%2Fwww.bioproduction-sekisui.com%2F&a=BioProduction+by+Sekisui )を開始した。新たなBioProcess Innovation Centreはプロセスの移転と開発を容易にするため開発ラボラトリーのスペースを2倍以上に拡大する。微生物発酵による発現と精製を専門とするグループは、大腸菌やピキア酵母のような組み換えシステムを含め、同時にそれに限定されない関連の精製・分析技術とともに幅広い経験を持つ。その主要専門知識は酵素の生産にあるが、その能力はプラスミド、抗体断片や他のタンパク質生産にも適している。Sekisuiは20リットルから5000リットルの生産力があり、臨床前から商用化までのプロジェクトを扱う。
Sekisui Diagnostics社長兼最高経営責任者(CEO)で積水メディカル取締役のロバート・シュレンダー氏は「多年にわたり、当社は酵素生産と微生物発酵の技術・運用能力と専門知識の両方を構築してきた。バイオ医薬品CDMO市場の成長に伴い、当社はこの能力をさらに活用して市場シェア拡大を目指す。この投資は革新的プロセス開発ソリューションで顧客に奉仕する当社のコミットメントを示している」と語った。
▽Sekisui Diagnosticsについて
Sekisui Diagnosticsは世界的な商業ネットワークを通じて、革新的な医療診断法を医師や研究施設に提供することで患者の生活を改善することにコミットしている世界的企業である。商品ラインは臨床化学・凝固システム、試薬、迅速検査キット、臨床現場システムを含む。酵素事業はこのグループの一部で、BioProduction by Sekisui (https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=2466684-1&h=957165361&u=http%3A%2F%2Fwww.bioproduction-sekisui.com%2F&a=BioProduction+by+Sekisui )に加え、診断に利用する酵素や不可欠の原材料の広範なポートフォリオ(https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=2466684-1&h=503543992&u=https%3A%2F%2Fwww.sekisuidiagnostics.com%2Fproduct-category%2Fenzymes%2F&a=Diagnostic+enzymes+and+critical+raw+materials )を提供する。
ソース:Sekisui Diagnostics
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