【ブーン(米ノースカロライナ州)2019年5月15日PR Newswire=共同通信JBN】呼吸作動式デジタル吸入器(BDI)を独自開発したPneuma Respiratory, Inc.とLeads Biolabs Inc.は、Leads Biolabsの抗体と分子の肺内送達用の免疫腫瘍モノクローナル抗体と融合タンパク質分子のパネルを開発するための独占的ライセンス供与契約を発表した。同契約は、Pneumaのデジタル吸入器プラットフォームを使用し、腫瘍性あるいは免疫介在性肺疾患の治療におけるLeadsの免疫腫瘍療法の肺送達の潜在的可能性へのアクセスを提供する。
最近の出版物でPneumaは、同社のデジタル吸入器プラットフォームを介した肺への抗体送達の実現可能性を実証する研究の完了を発表した。動物モデルで実施されたこの研究は、Pneumaデジタル吸入器プラットフォームがモノクローナル抗体療法の肺送達の手段を提供し、腫瘍性あるいは免疫介在性肺疾患の標的治療を可能にすることを示している。
クリーブランド・クリニック財団の名誉医師であるロナルド・ブコウスキー医学博士は「今回の提携は、免疫腫瘍分野にとって非常にうれしい展開だ。新たなチェックポイント阻害薬の局所投与を利用するアプローチは、様々な悪性腫瘍の患者に新たな治療の機会を提供するかもしれない」と語った。
Pneumaのエリック・ハンター最高経営責任者(CEO)兼共同創業者は「Leads Biolabsのモノクローナル抗体ポートフォリオ向けのライセンス契約締結をうれしく思っている。われわれは、将来の非小細胞肺がんの治療にプラスの変化をもたらす可能性がある研究を実施するために彼らのチームと協力することを楽しみにしている」と語った。
Leads Biolabsの会長兼CEOであるシャオチャン・カン博士は「Pneuma Respiratoryとのライセンス契約締結を非常にうれしく思っている。薬物のデジタル肺送達のリーダーのコミットメントは、当社のポートフォリオの価値が支持されたということだ。Pneumaのデジタル吸入器技術と当社の抗体医薬品の組み合わせは、両社にとって非常にエキサイティングな新しいチャンスを生み出すと確信している。Pneumaと協力して、当社の候補薬を可及的速やかに診療所に届けられることを期待している」と語った。
▽Pneuma Respiratoryについて
2015年創業のPneuma Respiratoryは、米ノースカロライナ州ブーンを拠点とする製薬会社である。研究者、医師、設計者、エンジニアのグローバルチームで、Pneumaは初の完全一体型の呼吸作動式デジタル吸入器を作り出した。この吸入送達システムは、ブルートゥース技術と一体化したデジタルマイクロ流体力学を採用、薬物送達に関するフィードバックを患者、家族、医療関係者に提供する。Pneumaのデジタル液滴射出技術を使用した機器は、最終的には生物製剤を含む一連の新たな治療法を肺に送達できる可能性を持っている。初の呼吸作動式デジタル吸入器(BDI)は現在、研究目的でのみ使用されており、市販はまだされていない。詳細については、www.pneumarespiratory.com を参照。
▽Leads Biolabs, Inc.について
メリーランド企業であるLeads Biolabs, Inc.は、中国・南京を拠点とする、米国と中国の合弁企業、Nanjing Leads Biolabs Co., Ltd.の完全子会社である。Leads Biolabsはイノベーション主導のバイオ医薬品企業であり、がん免疫療法やその他の主な疾患の未対応の医療ニーズを満たすため、10以上の新規モノターゲットあるいは二重特異性抗体医薬品プロジェクトの豊富なポートフォリオを有している。詳細については、www.leadsbiolabs.com を参照。
▽メディア問い合わせ先
Christy Anglin
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ソース:Pneuma Respiratory