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ファーウェイが「AI+DATA」でスマートファイナンスを可能にする

Huawei
2019-04-25 16:49 1826

【上海2019年4月25日PR Newswire=共同通信JBN】

*ファーウェイ(Huawei、華為技術)がパートナーとともに上海でGlobal FSI Summit 2019を開催

Huawei Global FSI Summit 2019(ファーウェイ・グローバルFSIサミット)は24日、「Holistic Digital Transformation, Taking the Pulse of Smart Finance(全体的なデジタル変革、スマートファイナンスの動向を探る)」とのテーマで上海で開催された。サミットには、デロイト、中国工商銀行(ICBC)、China Life Insurance(中国人寿保険)、ズベルバンク、Erste Bank、深セン証券取引所、Bradesco、Guotai Junan Securities、Zhejiang Rural Credit(浙江農村信用)など、世界中の金融機関から2000を超える世界的金融機関の顧客、パートナー、専門家が参加した。すべての参加者は、デジタルエコノミー時代の金融サービス業界が直面する新たな課題を中心にデジタル変革イニシアチブと成功事例を共有し、より多くの金融機関がスマートファイナンスへのデジタル変革の道を進むことをサポートした。

▽どこでも利用可能な金融サービス:スマートファイナンスのための「AI+DATA」

ファーウェイ・エンタープライズ・ビジネス・グループのバイスプレジデントで同社グローバルセールスのプレジデントであるマー・ユエ氏は開幕スピーチで「金融サービス業界は4.0時代に入った。金融サービスはあらゆるところで利用され、金融機関はプラットフォームとエコシステムを構築し、新しいビジネスとサービスモデルの創造を可能にしている。AIとデータは、金融ビジネスのイノベーションを可能にする中核的原動力となってきた。ファーウェイのAI+Dataソリューションは、顧客が自社のクローズドICTシステムをオープンクラウドプラットフォームに再構築することをサポートする。これにより、データをビッグデータとファストデータに進化させることが可能となる。当社は、顧客がAIプラットフォームを構築し、スマートファイナンスを達成することを支援している」と語った。

ファーウェイ・エンタープライズ・ビジネスグループのバイスプレジデントで同社グローバルセールスのプレジデントであるマー・ユエ氏
ファーウェイ・エンタープライズ・ビジネスグループのバイスプレジデントで同社グローバルセールスのプレジデントであるマー・ユエ氏

デロイトのAsia FSI Leaderであるティム・パゲット氏は「変更ステップは線形から急加速へとシフトした。 構造化データと非構造化データは急拡大している。ビジネス上の重要決定を下すには、ビッグデータを取得、視覚化、統合することが不可欠である。同時に、人口動態の変化とデジタル・エンタープライズが市場環境を再構築した。このトレンドは顧客にスムーズなデジタル体験を提供することになる。したがって、テクノロジー、才能、ビジネスカルチャーはすべて柔軟でアジャイルとなる」とコメントした。

▽スマートバンキング:フィンテックが究極の体験をもたらす

スマートバンキングは、デジタルエコノミー時代におけるグローバルバンキングの管制高地となりつつある。ICBC技術部副ゼネラルマネジャーのチャン・ヤン氏は、ICBCは銀行とエコシステムの完全統合の促進に重点を置き、「全顧客、オムニチャネル、全製品」という新しいビジネスアーキテクチャーを新しいエコシステムで再構築してから、「ホスト+オープンプラットフォーム」デュアルコアITアーキテクチャーの変革を促進すると語った。これは、スマートで包括的、かつオープンな金融サービス変革を加速し、また金融とテクノロジーを統合するオープンなスマートバンキング・エコシステムを構築することである。

Erste BankのBOD担当エグゼクティブアシスタントのクレメンス・ミューラー氏は「イノベーションはErsteのDNAに深く組み込まれており、それはErste Bankの中核的ビジネスドライバーの1つである。Ersteは、既に貿易金融やリテールバンキングの分野では、ソリューションのようなテクノロジー対応のフィンテックをゼロから構築する能力があることを証明している」と述べた。

Zhejiang Rural Credit科学・テクノロジー管理部副ゼネラルマネジャーのヤン・ガン氏は、Zhejiang Rural Creditは農村金融サービスのバリューチェーンのあらゆるリンクとシナリオに新しいデジタルリソースを統合し、金融サービスの「ラストマイル」をサポートしていると語った。

▽スマート保険:インテリジェントな知見とアップグレードされたサービス

China Life Insuranceデータ部副ゼネラルマネジャーのリン・ジペン氏は「China Lifeは、クラウドITアーキテクチャーと人工知能技術を活用して、一流のデジタルプラットフォームを構築した。これに基づき、われわれはヘルスケア、高齢者ケア、金融サービスを保険の中核と統合するデジタルビジネスプラットフォームを構築することができる。このプラットフォームはスマート保険サービスを提供し、社会および経済の発展を支え、人々の生活を向上させる」と述べた。

▽スマート証券:革新的なスマートアーキテクチャーが変革を加速

深セン証券取引所の主任エンジニア、ユ・フアリ氏は、これらはオープンな金融環境においてネットワーキング、デジタル化、インテリジェンスを中核に据えることにより、技術的アーキテクチャーの変革を加速させてきたと語った。データとAIはリスク管理を最適化し、取引プラットフォームのサービス能力を向上させ、深セン証券取引市場の健全な発展を促進する。

Guotai Junan Securitiesの ITディレクター、ユ・フェン氏は、同社はデジタルGuotai Junan戦略を採用し、データガバナンスを促進し、顧客体験を改善し、運用プロセスを再設計し、そしてビジネスモデルをアップグレードしたと述べた。同社はデータエコシステムの開発を積極的に推進し、証券業界がデジタル変革を達成することをサポートしてきた。

▽スマート展示ホール:シナリオに基づくサービス体験

ファーウェイとパートナー各社は800平方メートル超のスマート展示ホールを展開している。スマートエクスペリエンス、スマートデシジョンメーキング、スマートアーキテクチャー、ファンダメンタルリサーチの各エリアはシナリオに基づくサービス体験を提供することによりフルスタックでインテリジェントな金融ソリューションを展示する。

スマートエクスペリエンス:無人カウンター、インテリジェントな顧客サービス、VRバンキングは、IoTおよびインテリジェントなセキュリティードメインにおけるファーウェイの革新的アプリケーションを展示。それは、ファーウェイが金融機関による顧客とのコンタクト、究極のサービス体験提供をどのように支援するかを示している。

スマートデシジョンメーキング:スマートリスク管理、統合データウェアハウス、AI Fabricなど、ファーウェイのスマートで高性能なデータ分析製品およびソリューションは、金融機関の効率的な運用と意思決定をサポートする。

スマートアーキテクチャー:「1クラウド+ 3ネットワーク」という革新的アーキテクチャーは、金融顧客がオープンでスケーラブルなスマートICTアーキテクチャーを構築し、迅速にサービスを開始することを支援するファーウェイの能力を実証する。バーチャルバンキング、保険クラウド化、ブロックチェーンベースの信用調査ソリューションは、HUAWEI CLOUDがセキュリティー、コンプライアンス、信頼性の要件をどのように満たすかを示す。

ファンダメンタルリサーチ:AI、チップ、IoT、および5G分野におけるファーウェイの研究開発力を実証し、訪問者が5Gアプリケーションを体験できるようにする。

「Platform + AI + Ecosystem」戦略に従って、ファーウェイ・エンタープライズ・ビジネスはパートナーと協力して、ユビキタス・コネクティビティーと幅広いインテリジェンスを提供し、デジタルプラットフォームを通じて新しいICTを統合して、政府およびエンタープライズの顧客によるデジタル変革実現をサポートする。世界700以上の都市と、Fortune Global 500社のうちの211社はトップ100のうちの48社を含め、デジタル変革のパートナーとしてファーウェイを選択している。

ファーウェイは、世界中のトップの金融機関、研究機関、および独立系ソフトウェア開発者と協力を継続し、金融機関の変革を加速させてきた。ファーウェイは、世界のトップ50のうち20の銀行を含む、1000を超える金融機関にサービスを提供してきた。

Huawei Global FSI Summit 2019は4月24-25日に上海で開催された。詳細な情報はhttps://e.huawei.com/topic/finance2019/en/index.html を参照。

Photo - https://photos.prnasia.com/prnh/20190424/2445226-1

ソース:Huawei

ソース: Huawei
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