香港、2026年1月29日 /PRNewswire/ -- 「東洋のノーベル賞」とも称される「ショウ賞(Shaw Prize)」を授与するShaw Prize Foundationは、20年以上ぶりとなる大規模な部門拡充を発表しました。今回のコンピューター科学部門の新設は、現代世界を再構築しつつあるこの変化の激しい分野における先駆者の功績を称えるものです。
The Shaw Prize Foundation announced on 28 January the establishment of a new prize category in Computer Science: https://youtu.be/8NWUlZxKsjg
ショウ賞(Shaw Prize)は香港の映画・テレビ界の重鎮であった故Run Run Shaw氏が私財を投じて2002年に創設した賞であり、2004年に初回の授与を行い、天文学、生命科学・医学、数学科学の分野で110人以上の科学者が受賞しています。同財団は、コンピュータ科学が、人間の生活や科学的探究のあらゆる領域を急速に変革している現在の状況を踏まえ、この分野の基礎的な進歩と、人類への広範囲な影響を称えるために、新たに4番めの部門を創設しました。
この発表は、2026年1月28日(水)に学術界、報道などの分野からのい100名以上の招待客が見守るなか、Hong Kong Convention and Exhibition Centreにて記者会見という形で行われました。
同財団の会長を務めるRaymond Chan博士は会見の冒頭で、テクノロジーが生活を劇的に変化させていること、そして卓越性を評価する同賞の永続的なコミットメントについて、「コンピュータ科学は、人間の思考を新たな限界に押し上げる難しい問題であふれています」と語り、今回の新部門の創設は故ショウ氏のビジョンの延長線上にある旨述べました。
ショウ賞評議会議長兼審査委員会副議長のKenneth Young教授は、新たな賞は既存の3部門と並行して運営され、同じガバナンス、選考ガイドライン、120万米ドルの賞金額が適用されると明かしました。
同賞のコンピュータ科学部門企画委員会の委員長を務めたTony Chan教授は、この新たな賞の概要と基本方針の策定に向けて、世界最高レベルの専門家を招集する取り組みを主導できたことを光栄に思うと述べています。同教授は、現在選考委員会の委員を務めています。
University of California, Berkeleyのコンピューティング・データ科学・社会部学部長のJennifer Chayes教授は、同賞選考委員会の初代委員長を務めており、コンピュータ科学は選考対象となる他の基礎科学と同様、深遠な知的学問分野であることを述べました。この分野の根幹をなす科学的性質は、人類に恩恵をもたらす基本的な進歩を称えるという同賞が掲げるビジョンと矛盾なく一致します。同教授は、2026年9月から11月にかけて推薦受付が開始される際、招待された各分野の代表者に候補者を推薦するよう呼びかけました。第1回の受賞者は、他の3部門の受賞者とともに2027年春に発表されます。

Four speakers (from left to right): Professor Jennifer Chayes, Professor Kenneth Young, Dr Raymond Chan, and Professor Tony Chan