【ヒューストン2019年4月24日PR Newswire=共同通信JBN】
*植物由来の分解性プラスチック化合物を米国で販売開始へ
Kaneka Americas Holding, Inc.(カネカアメリカズホールディングInc.)は、ヒューストンに拠点を置く新しいバイオポリマー部門の創設を発表した。カネカのPHBHは柔軟性と耐熱性の両方を兼ね備えた植物由来の製品である。これは供給原料として再生可能な植物油を使用し、新規のバイオ発酵プロセスで製造される。この製品は、好気性、嫌気性または海洋性環境においてバイオベースでバイオ堆肥化できるだけでなく、耐熱性が強く、水蒸気に対するバリアとしても機能する。
当社品の品質評価は毎日の使用状況下で安定している。自然環境における嫌気性、好気性、海洋性のいずれかの条件下で適切な条件が与えられれば、この製品は生物分解を開始する。
PHBHは米食品医薬品局(FDA)からFood Contact Approval(食品接触材認証)を受けており、すべての食品包装製品に適している。PHBHはコップ、食卓用食器(カトラリー)、食品トレイ、プレートなどの多くの製品に成形できる。
カネカは2011年からPHBHを生産しており、現在日本の高砂で施設を拡張している。カネカは海洋と埋め立て地の汚染を減少させるのに役立つ植物ベースの製品を市場に送り出す必要性を認識しており、現在の使い捨てのプラスチック製品に代わるソリューションを見つけ出すことを期待している。現在、毎年約800万トンのプラスチックが最終的に海洋に流れ込み、世界の海洋で大きな環境問題を引き起こしている。*
▽問い合わせ先
Christiane Waldron
Director of Business Development
Kaneka Americas Holding, Inc.
Biopolymers Division
引用元
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ソース:Kaneka Americas Holding, Inc.
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