【広州(中国)2019年4月22日PR Newswire】第43回中国国際家具展(広州)(China International Furniture Fair (Guangzhou)、CIFF)は、広州南東部の海珠区の琶洲で3月18日から21日までと3月28日から31日までの2部構成で開催された。広さ76万平方メートルの同イベントでは、出展者の90%以上が新製品を初公開し、50以上の企業が新製品の発表会を開催した。
1998年春に創設された中国国際家具展は通常、そのイニシャルであるCIFFの方が有名で、春は広州、秋は上海において年2回開催されている。規模、展示の多様性、来場者数、取引高の点で、この種の主要イベントと見なされている。
今年のイベントでは、数多くの新たなハイライトのおかげで、製品やサービスの面で多様性のレベルが上がったのに加え、業界全体により多くの刺激を呼び起こした。
イノベーションに焦点を当て、新製品発表のプラットフォームとしての役割を担ってきた同イベントはGlobal Exhibit of New and Latest Household Products and Furniture(斬新かつ最新の家庭用品と家具のグローバル展示)と銘打った企画ゾーンに展示された25のオリジナル製品が呼び物だった。温浩、朱小傑、候正光、陳向京、柴暁東各氏ら著名な中国人デザイナーが中国のオリジナル家具業界の新たなトレンドについてプレゼンテーションを行った。
展示会の期間中、家の中で新しい総合的な環境を作り出すためのさまざまな方法を考えるシナリオ重視の展示など、一連のエキサイティングなイベントが開催され、自らのライフスタイルの決定で主導権を握りたいという新しい世代の人々の期待に応えるという観点から、新たな方向性が打ち出された。
展示会では、60人を超す多分野にわたる一流デザイナーがさまざまなセミナーやワークショップに加え、事例の共有、フォーラム、最新のトレンドに関するプレゼンテーションを通じ、デザイン業界の多くの分野にわたってメッセージを発信することで、来場者が質の高いライフスタイルとは何かを考えるヒントを与えた。
同イベントには世界中から数多くの出展者が集まったが、主催者は中国や海外の大口バイヤーやデザイナーを招待し、バイヤーのニーズを理解して彼らのプロフィールに合った出展者とアポイントメントを取るなど、特別商談会サービスを一層充実させた。
招待された来場者が、帰る際に意味のある何かを得たと確実に感じてもらえるように、同イベントは、来場者データベースの分析に基づき、テーマ、セクター、チャンネルに関して招待客の関心に合わせて招待を個別化した。招待されたバイヤーは列に並んで待つことなく、QRコードのスキャンで入場できただけでなく、インフォメーションデスクでガイドに尋ることで展示会情報にも容易にアクセスできた。
ターゲットを絞ったマーケティングと販売、そして業界における同イベントの極めて大きな足跡は、CIFFをユニークかつ他の追随を許さないものにした。第44回中国国際家具展(上海)は、9月8日から11日まで虹橋の国家会展中心(上海)(National Exhibition and Convention Center (Shanghai))で開催され、家族全員のライフスタイルに合ったモデルハウスづくりを目指すCIFFの取り組みは続く。
Photo - https://photos.prnasia.com/prnh/20190412/2434710-1
ソース:CIFF