【深セン(中国)2019年4月18日PR Newswire=共同通信JBN】
*デバイス・エッジ・クラウド向けのオールシナリオAIソリューションを開発
深センで開催されたIntelligent Computing Tour for Chinaで、ファーウェイはAtlas AIコンピューティング・プラットフォームの発売を正式に開始し、Atlas商用化ロードマップの新しい章を開いたと発表した。
Huawei Atlas AIコンピューティング・プラットフォームは、ファーウェイのAscendシリーズAIプロセッサーによって動作する。Atlasはアクセラレーター・モジュール、カード、AIエッジステーション、アプライアンスなど、さまざまなフォームファクターを提供し、デバイス・エッジ・クラウド向けのオールシナリオAIインフラストラクチャー・ソリューションを提供する。Atlas AIコンピューティング・プラットフォームはスマートシティー、キャリア、金融、インターネット、発電などの応用分野に適用する。
ファーウェイのフルスタックのオールシナリオAIソリューションに不可欠なAtlas AIコンピューティング・プラットフォームは究極のコンピューティング・パワーを発揮し、顧客がAIで活性化する未来を受け入れることを支援する。
Huawei Ascend AIプロセッサーは最先端のDa Vinci 3D Cubeアーキテクチャーの優位性を活用して極めて高いコンピューティング密度とエネルギー効率性を提供し、比類のないAIコンピューティング・パワーを備えたAtlasを実現している。Atlasシリーズ製品は以下の機能を備えている:
*Atlas 200 AI Accelerator Module:クレジットカードの半分の大きさのフォームファクターにパッケージ化され、16チャンネル・リアルタイムHDビデオ分析をサポートし、カメラ、ロボット、ドローンなどの端末装置に展開できる。
*Atlas 200 DK AI Developer Kit:これは、開発者が30分で開発環境を設定することを支援し、グラフィック処理プログラミング環境を統合して新しいレベルの開発効率を提供する。Ascendプロセッサーのフルシナリオ能力のおかげで、プログラムはAtlas 200 DK AI Developer Kit上で容易に開発ができ、コード修正なしでデバイス・エッジ・クラウド・シナリオに展開可能である。
*Atlas 300 AI Accelerator Card:これはハーフハイト・フォームファクターを採用し、標準PCIeインターフェースを提供する。また、これは67Wの電力消費で、INT8処理の64 TOPSコンピューティング性能を提供するとともに、64チャンネル・リアルタイムHDビデオ分析をサポートする。Atlas 300は32 GBメモリーも搭載し、ビデオ分析および高密度インフェレンスの性能を大幅に向上させる。
*Atlas 500 AI Edge Station:力強い性能を提供し、エッジでリアルタイム・データプロセッシングを実行できる。単一のデバイスは1日あたり1 kWh以下の超低電力消費でINT8処理の16 TOPSのプロセッシング能力を提供できる。エッジで複雑な自然環境向けに開発されたAtlas 500はセ氏マイナス40度からプラス70度の厳しい配備環境で安定稼働する。
ファーウェイ・クラウド& AIプロダクト&サービスのプレジデントであるホウ・ジンロン氏は今回の発表に際し以下のように語った。ファーウェイはコンピューティング・ネットワーク、ストレージ、マネジメント、AI向けの同社5種類の独自コアチップに基づく3プラス1インテリジェント・コンピューティング業界戦略を展開する。ファーウェイはx86、AI、ARMコンピューティング・プラットフォームの3つのプラットフォームを活用することによって、デバイス・エッジ・クラウド・シナリオのコンピューティング要件に対処することを目指している。3つのプラットフォームはファーウェイのフルスタックのオールシナリオAIソリューションの基盤である。同時に、ファーウェイは3つのプラットフォームに関するインテリジェント・コンピューティング・エコシステムを構築し、パートナーと協力して顧客のデジタルおよびインテリジェント変革の基盤を築く。
ファーウェイ・インテリジェント・コンピューティング・ビジネスデパートメントのディレクターであるマー・ハイシュー氏は「新しい汎用テクノロジーとしてのAIは新しい基本的能力になり、あらゆる産業、組織を変革する。ファーウェイは常に、手ごろな価格の効率的で信頼できる包摂的AIの提供を提唱してきた。ファーウェイのAIブループリントの重要な部分を占めるAtlas AIコンピューティング・プラットフォームは、スマートシティー、キャリア、金融、インターネット、電力の業界に採用されてきた。ファーウェイはパートナーとともにイノベーションを行い、AIに関するベストプラクティスに着手し、高性能、オールシナリオ業界ソリューションによって顧客を支援し幅広いインテリジェンスを包含してきた」と語った。
チップ・イノベーションによって幅広いインテリジェント・コンピューティングをもたらすことに努めてきたHuawei Intelligent Computingは、インテリジェント・マネジメントおよびアクセラレーション・エンジンに基づくFusionServer Proサーバー、Atlas AIコンピューティング・プラットフォーム、Ascend AIプロセッサーに基づくMobile Data Center(MDC)インテリジェント・ドライビング・コンピューティング・プラットフォーム、Kunpeng ARMプロセッサーに基づくTaiShanサーバーを含む広範な製品を開発してきた。
コアチップおよび製品の長所に休むことなく磨きをかけてきたファーウェイは、顧客に優れたコンピューティング・パワーを提供して、さまざまな業界向けの多様なアプリケーション要件に対処できる独自の地位を固めた。ファーウェイはクラウドエッジ・コラボレーションとオールシナリオ展開能力を一貫して推進し、究極の単純明快さと使い勝手の良さを備える統合ソリューションを構築して、業界のインテリジェント変革も引き起こしている。
Intelligent Computing Tour for Chinaには、アナリスト、業界顧客、パートナーが参加した。ファーウェイはコンピューティング業界発展トレンド、同社のインテリジェント・コンピューティング戦略およびイニシアチブ、オールシナリオAIコンピューティング・プラットフォームを紹介した。
このイベントは業界がAIテクノロジーの進歩と実務を共有する機会も提供した。特別ゲストには、Accenture Labsディレクターのデービッド・T・グエン博士、顧客およびパートナーの代表らが含まれていた。彼らはAIトレンドの知見、顔認識、安全な都市開発トレンドを流通業界におけるAI使用に関する情報として共有した。プレゼンテーションはAIテクノロジーがもたらす具体的な恩恵を明確に実証した。
▽ファーウェイについて
ファーウェイは情報通信技術(ICT)インフラストラクチャーおよびスマートデバイスで世界をリードするプロバイダーである。通信ネットワーク、IT、スマートデバイス、クラウドサービスの4主要部門の統合ソリューションによって、完全にコネクテッドかつインテリジェントな世界に向けて、デジタルをあらゆる人々、家庭、組織に提供することにコミットしている。
ファーウェイの製品、ソリューション、サービスのエンドツーエンド・ポートフォリオは競争力がありセキュアでもある。エコシステム・パートナーとのオープンなコラボレーションによって、顧客にとって持続的な価値を生み出し、人々を支援し、家庭生活を充実させ、あらゆる形態・規模の組織におけるイノベーションを推進することに取り組んでいる。
ファーウェイでは、イノベーションは顧客ニーズに焦点を合わせている。基礎研究に重点的に投資し、世界の発展を促進する技術上の躍進に専念している。18万人以上を雇用し、170を超える国・地域で事業展開している。1987年に創設されたファーウェイは完全な従業員持株制の民間企業である。
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ソース:Huawei