【マーストリヒト(オランダ)2019年4月10日PR Newswire】
*ドナルド・チェン(Donald Chen)がジョルジュ・ノゲイラの後任へ
合成ゴムのリーディングカンパニーであるARLANXEO(アランセオ)は、ドナルド・チェン(Donald Chen)を2019年5月1日付で同社の新たな最高経営責任者(CEO)に任命すると発表した。同氏は、化学・製薬業界での40年近くに及ぶキャリアを終え退職するジョルジュ・ノゲイラの後任となる。
アランセオ株主委員会の会長兼サウジアラムコ(Saudi Aramco)のダウンストリーム担当シニア・バイスプレジデントであるアブドルアジズ・M・ジュダイミは次の様に述べています。「経験豊かなリーダーで業界のエキスパートであるドナルド・チェンを新たに当社に迎えいれる。ドナルド・チェンはアランセオにとって主要な成長地域であるアジア太平洋地域で長年のキャリアを持つ。チェンが現在の重要な市場環境下でアランセオに加わる事で、彼がアランセオを率い更なる成長を推進すると確信している」と述べた。
同時に、ジュダイミは現CEOに対して謝意を示した。「株主委員会を代表して、強いリーダーシップでアランセオへ多大なる貢献を行ってきたジョルジュ・ノゲイラに感謝したい。同氏はアランセオを主要なゴムメーカーとして構築し位置付けることに成功し、その円滑な移行に主要な役割を果たした。ジョルジュ・ノゲイラの今後の活躍に心より幸運を祈りたい」と述べた。
▽経験豊かな業界リーダー、ドナルド・チェン
ドナルド・チェンは、Archer Daniels Midland Company(ADM)出身で、同社では2016年1月からオーストラリア、ニュージーランドを含むアジア太平洋地域の運営を担当し、ADMの役員会のメンバーを務めた。同氏はそれ以前、サウジアラムコとダウ・ケミカル(Dow Chemical)の合弁事業であるSadara Chemical Companyのバイスプレジデントを務めた。また、ダウ・ケミカルのHydrocarbon & Energy担当リージョナル・バイスプレジデント、アジア太平洋および中東地域の主要プロジェクト担当バイスプレジデントも務めた。さらに以前には、同氏はロイヤル・ダッチ・シェル(Royal Dutch Shell)で約20年にわたり、中国、欧州、中東、太平洋地区の研究開発、コマーシャル・マーケティング、戦略・立案、オペレーション・事業開発の各部門で役職を歴任した。チェンはオランダのデルフト工科大学(Delft University of Technology)で工学修士号と博士号を取得している。
▽ARLANXEO(アランセオ)について
アランセオは世界有数の合成ゴムメーカーであり、2018年の売上高は約32億ユーロ、従業員数は約3900人で9カ国に20の生産拠点を有する。当社の中核事業は例えば自動車・タイヤ産業、建設業および石油ガス産業などの用途に使用される高性能ゴムの開発・製造およびマーケティングである。アランセオは、ランクセス(LANXESS)とサウジアラビア国営石油会社のサウジアラムコ社(Saudi Aramco)の合弁事業会社として2016年4月に設立された。2019年1月1日付けで、主要なエネルギー・化学企業のサウジアラムコ社がアランセオの資本を100%取得した。
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ソース:ARLANXEO
(日本語リリース:クライアント提供)