【ボアオ(中国)2019年4月1日PR Newswire=共同通信JBN】アジア20カ国のメディア代表者はBoao Forum for Asia Annual Conference 2019(2019年ボアオ・アジア・フォーラム年次総会)の円卓討論会で、「オムニメディア」時代の世界的ガバナンスとアジアメディアの協力におけるメディアの役割についての展望を共有した。この討論会はChina Media Groupによって開始され、現在は中国南部・海南省のボアオで開催されている。
Asia Media Cooperation Conference(アジアメディア協力会議)は過去6年にわたって毎年開催されていて、オムニメディア時代では新テクノロジーがメディア産業の変革を促進し、既存メディアのエコロジーを変え、国際コミュニケーションの様式に影響を与えるという考えを共有する。
中国のState Council Information office(国務院情報室)副室長のグォ・ウェイミン氏は29日、同会議で基調演説を行った。グォ・ウェイミン氏は、AIは5Gといった新興技術の出現は、メディア情勢に革命的な変化をもたらしていると述べた。
同氏は、デジタルメディアの興隆を既存メディアの脅威としてとらえるのではなく、共通の反映を促進すると見るべきであると強調した。
China Media Groupのバイスプレジデント、ヤン・シァオミン氏は、AIや5Gといった最先端技術は、わずか1年の間にメディアがツールとして報じたものから、当のメディアが実際に使用するツールへと変わったと述べた。
この新時代において、アジア諸国は自分の経済競争力に釣り合うだけの発言力を世界の舞台で増大させることが緊急に必要である。
他の代表者は、アジアのメディアはチャンスを捉え、国際コミュニティーでアジアメディアの発言と発展を決定づけるために協力して取り組むべきであると賛意を示した。
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ソース:China Media Group