【東京2019年3月29日PR Newswire=共同通信JBN】
*アンソニー・ボーディン氏のフィクサー、善塔倫子監督のエピソード
Bray's RunとZentoh Associatesが協力する「Perfect Sweat」シリーズの撮影が今週、日本の長野県にあるフィンランドサウナビレッジ(Finnish Sauna Village)で始まった。アンソニー・ボーディン氏の「A Cook's Tour」「No Reservations」を手掛けたことで知られる善塔倫子氏がエピソードを監督する。
このエピソードでは、フォトジャーナリストで1978年の傑作「Sweat」の著者、ミッケル・アーランド氏が44年ぶりにこの素晴らしいスチームの地を再訪し、日本人が昔ながらの入浴の儀式と信念を現代の日常生活に見事に融合しているようすを目撃する。このエピソードの同氏のガイド・共同ホスト役は、若手のライター兼フォトグラファーで日本と海外の入浴文化を幅広く記録している東海林美紀氏である。
このエピソードでは、東京の中心地で若者に人気の集いを目にするが、彼らは鉄道の高架下で仮設のテントサウナを楽しんでいる。われわれは日本各地からの「サウナ・アンバサダー」のグループに加わり、サウナ通からすべての中で最高のサウナとみなされている「savusauna」(スモークサウナ)など、さまざまなフィンランド式サウナを体験する。
山形県(本州北西部)の熟練の修験道の山伏が汗と蒸気と煙の儀式で霊山や自然と一体になろうとする姿を追いかける。富士山に近い箱根の諏訪神社では、神々しい蒸気に数十人の参列者の幸運と健康を祈るドラマチックな神道の儀式を目にする。京都では、フィンランド式サウナが日本の地に上陸する数世紀前に使われていた古い仏教の蒸し風呂と釜風呂を知る。
日本の最も成功したスパ・オーナーの1人で、ユニークな発汗浴の体験によって自然を都会の中心部にもたらそうという人気の運動をリードしている人物に会う。最後に、瀬戸内海の香川県にある小さな町を訪れる。ここでは、あるコミュニティーが市政府に対し、1300年の歴史を持つ人気の古代サウナ「から風呂」(熱気石風呂)の営業を続けるよう求めている。
▽シリーズについて
記録された人間の歴史を通じて、発汗浴は癒やしを与え、治癒し、富める者と貧しい者、若者と高齢者、強者と弱者の間の社会的つながりを強めてきた。フィンランドおよび現代世界の多くの場所で、発汗浴はサウナとして知られている。しかしサウナは全体像のほんの1部に過ぎない。中東では発汗浴はハマムとして、メキシコではテメスカル、ロシアではバーニャ、ネイティブアメリカンの間ではスウェット・ロッジ(発汗小屋)として、また日本では、から風呂や蒸し風呂として知られる。いずれの入浴文化も熱心な愛好家、ユニークな歴史、儀式、構造を持つ。
そして、今回のドキュメンタリーシリーズでは、発汗浴の第一人者であるアーランド氏が地元ガイドと手を組み、完璧な汗を追求する自身の足跡を再びたどる。彼が発見するものは、古代の入浴慣習の爆発的な再生であり、この慣習には、人間精神を復活させ世界を変えようとする地域社会の儀式が含まれる。ゆったりくつろぎ、われわれと共にこの驚嘆すべき、ユニークな冒険に出かけよう!
われわれについて
▽Bray's Run Productions
Bray's Run Productionsはシアトルを本拠地とし、グレッグ・モガ氏が設立した独立系映画製作会社で、世界中のカリスマ的な人々のプリズムを通して文化、歴史、旅を探究することを専門とする。当社は従来のメディアが見落としてきた文化の側面に門戸を開いている。
▽ミッケル・アーランド(Mikkel Aaland)(プロデューサー/ホスト)
ミッケル・アーランド氏は受賞歴のあるフォトジャーナリストであり、15冊のベストセラーを持つ作家である。アーランド氏の最も有名な著書は1978年の傑作ベストセラー「Sweat, the illustrated history and description of the Finnish sauna, Russian Banya, Islamic Hamman, Japanese mushi-buro, Mexican Temescal and American Indian & Eskimo sweat lodge」である。
▽東海林美紀(日本の共同ホスト/ガイド)
東海林美紀氏は日本の若手ライター兼フォトグラファーで、入浴と文化の研究は彼女の人生の重要な部分を占める。同氏の入浴に関する研究と写真は広く公開されている。