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Smart Contract Security AllianceのメンバーにFujitsu R&D Centerが加わる

Fujitsu R&D Center Co., Ltd.
2019-03-22 19:22 2155

【サンフランシスコ2019年3月21日PR Newswire=共同通信JBN】ブロックチェーン業界向けのセキュリティー基準およびガイドラインを推奨する業界リーダー協力組織であるSmart Contract Security Alliance(スマートコントラクト・セキュリティー・アライアンス)(https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=2408553-1&h=1732918317&u=https%3A%2F%2Fwww.smartcontractsecurityalliance.com%2F&a=Smart+Contract+Security+Alliance )は、Fujitsu R&D Center Co., Ltd.(http://www.fujitsu.com/cn/en/about/local/subsidiaries/frdc/ )をメンバーに加えた。中国に拠点を置く富士通グループ企業Fujitsu R&D Centerは、独立した法的地位を持つ中国初の研究開発機関である。富士通は1935年に創設された日本トップのITサービスプロバイダーであり、Hyperledger(ハイパーレッジャー)開発のリーダーでもある。

Fujitsu Joins the Smart Contract Security Alliance with Quantstamp
Fujitsu Joins the Smart Contract Security Alliance with Quantstamp

クォントスタンプ(Quantstamp)最高経営責任者(CEO)でSmart Contract Security Alliance共同創設者であるリチャード・マー氏は「富士通は長年にわたり成功を続けてきたIT企業で、Hyperledgerに重要な貢献を果たした。われわれはHyperledgerへの同社の関与および関心をアライアンスの集合知に加えることができ、大変うれしく思う」と語った。

企業は一般的にブロックチェーン・アプリケーションに関心があるものの、セキュリティー基準の欠如によって多くの潜在的利用者は傍観者として待たざるを得なかった。スマートコントラクトなどのブロックチェーン・アプリケーションが多数のセクターの企業に大きな可能性を提供するのは、これらのアプリケーションが効率性を生み出し、他の技術では解決不可能な問題を解決できるからである。Smart Contract Security Allianceなどのイニシアチブを通じて、ブロックチェーンの広範な採用を阻害するセキュリティー課題に対処することが極めて重要である。

クォントスタンプ(https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=2408553-1&h=2428990745&u=http%3A%2F%2Fquantstamp.com%2F&a=Quantstamp)が設立したSmart Contract Security Allianceは業界リーダーと協力して、スマートコントラクトおよびブロックチェーン・アプリケーションのセキュリティーを生み出し、それを評価するための基準と認められるものを開発する。これらの基準策定を通じて、Smart Contract Security Allianceはブロックチェーン業界にプロ意識を根付かせ、本格的な採用を促進することを目指している。

富士通グローバルマーケティング部門統括部長の藤健太郎氏は「Smart Contract Security Allianceのような組織は、新しく生まれたブロックチェーン業界にプロ意識とセキュリティーを定着させるために極めて重要である。われわれはアライアンスの仲間と協力し、この業界が強大な潜在力を発揮することを支援していきたい」と語った。

Smart Contract Security Allianceのメンバーには、クォントスタンプ、Layer X、NRI Secure、Blockgeeks、Modular Inc.、National University of Singapore Crystal Centre School of Computingが含まれている。このアライアンスは近くブロックチェーンコミュニティーにガイダンスを提供し、スマートコントラクト・セキュリティーに関連する知識を共有する。

富士通はHyperledgerのプレミアメンバーである。2017年7月、同社はブロックチェーン・アプリケーションと、基盤となるブロックチェーンとの間のコミュニケーションを向上させることによって、Hyperledgerトランザクションのスピードを270%向上させた。富士通は、企業が5日間で実用最小限の製品(MVP)を開発することを可能にした「blockchain productization framework」も開発した。昨年6月、同社は企業が潜在的な顧客に製品をより販売できる「ブロックチェーン・アセットサービス」を開始した。2018年3月、富士通はEthereumスマートコントラクトの潜在的な脆弱性を検知するソフトウエアを開発した。

ブロックチェーン・テクノロジー基準を推進することに関心があるセキュリティー企業は、Smart Contract Security Allianceに参加し、ブロックチェーン・セキュリティーの将来に関する意見を表明することを期待されている。

詳細はウェブサイトwww.SmartContractSecurityAlliance.com を参照するか、電子メールhello@smartcontractsecurityalliance.com で直接コンタクトをとっていただきたい。

富士通に関する詳細はウェブサイトwww.fujitsu.com/global/ を参照。

ソース:Smart Contract Security Alliance

▽問い合わせ先

Jared Harrill

+1-415-579-8976

jared@quantstamp.com

Photo - https://mma.prnewswire.com/media/838334/Fujitsu_Smart_Contract_Security_Alliance.jpg

ソース: Smart Contract Security Alliance