【アーリントン(米バージニア州)2019年3月15日PR Newswire=共同通信JBN】Venture Global LNG, Inc. は、顧客需要に基づく液化天然ガス(LNG)生産量を60 MTPA(年間6000万トン)とするLNG開発事業の範囲を拡大すると発表した。同社は、GE傘下企業のBaker Hughes(BHGE)との2016年処理用機器供給契約の規模を60 MTPAにまで拡大した。これによりBHGEは合意条件と確定した性能保証の下でVenture GlobalのLNG輸出施設に対し包括的な技術ソリューションを提供する。この契約は、高度に効率的で信頼できるモジュール式液化トレイン(蒸留・分離・液化設備)および発電・配電機器に対する保証付き供給をうたっている。これら液化トレインと発電・配電機器は、同社Calcasieu Pass、Plaquemines LNG、拡張プロジェクトの全体で標準化される。
Venture Globalのボブ・ペンダー、マイク・セイベル両共同最高経営責任者(CEO)は共同で「BHGEが提供するこの拡大60 MTPAコミットメントにより、われわれは海外顧客からの低コストLNGに対する需要増に対応し、当社事業を成長させることができる。Calcasieu Passの供給契約が満杯になりPlaquemines LNGの完工が予想されているため、われわれは顧客の追加需要に応えるための今回の能力拡大を喜んで発表する。われわれは当社の中規模モジュラー式液化モデルが、低コストLNG生産の将来になると信じている」と語った。
10 MTPAのCalcasieu Passプロジェクトは、連邦当局からすべての認可を得ており、プロジェクトのEPC(設計・調達・建設)契約者であるKiewitは、連邦エネルギー規制委員会(FERC)の許認可に従って積極的に動員しており、十全な現場活動を緊急に開始する方針である。Calcasieu Pass施設は、シェル、BP、Edison S.p.A.、Galp、Repsol、PGNiGとの20年契約に基づき、2022年に世界市場向けに米国産天然ガスの供給を開始する。20 MTPAのPlaquemines LNGプロジェクトは、2019年8月にFERCの最終認可を得て、年内に着工する見込みである。
▽Venture Global LNGについて
Venture Global LNGは、豊富な北米の天然ガス埋蔵地から供給される液化天然ガス(LNG)の長期・低コストの供給者である。Venture Global LNGの液化処理システムは、BHGEが供給する高度に効率的で信頼できる一連の製品を採用する。Venture Global LNGは、10 MTPA(年産1000万トン)のVenture Global Calcasieu Pass施設(カルカシュー水路とメキシコ湾の交差点に位置する約1000エーカーの敷地)と20 MTPAのVenture Global Plaquemines LNG施設(ルイジアナ州プラークミンズ郡にあり、同州ニューオーリンズの南方30マイルのミシシッピ川沿いの約630エーカーの敷地)をいずれも開発中である。Venture Globalはこれらのプロジェクト開発をサポートするため、これまでに8億5500万ドルの資金を調達している。詳細はwww.venturegloballng.com を参照。
ソース:Venture Global LNG, Inc.
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