【シンガポール2019年3月15日PR Newswire=共同通信JBN】
*グローバル投資家や免許を持った取引先との運用テスト
*広範囲にわたるマルチパーティー運用により、リアルタイム取引およびその他の取引所活動が徹底的にテストされた
*運用テスト成功は1Xプロセスが完全に運用でき、セキュアであることを示す
*シンガポールおよびアジア地域の複数の適格投資家が、フルライセンスのカウンターパーティーによってサポートされた、堅ろうな取引シミュレーションに参加した
シンガポールを本拠とするグローバル私募証券取引所、CapBridge Platform Pte Ltd(以下、「1exchange」、「1X」ないし「Platform」)はそのオンライン取引所および取引施設のエンドツーエンド運用テストを成功裏に実施した。これは、シンガポール初の公認私募証券取引所の1つにおける大きなマイルストーンである。
包括的かつ厳密なシミュレーションで、シンガポールや周辺地域の複数の投資家が、1X私募証券取引プラットフォームでの主要なプロセスと運用の機能と堅牢性を徹底的にテストした。
1Xのチョー・ハイピン最高経営責任者(CEO)は「われわれはこのテストが当社の機能とプロセスの堅ろう性と安全性を実証したことを非常にうれしく思う。シンガポール初の公認私募証券取引所の1つとして、当社はパートナーと密接に協力して私募証券取引が行われるためのセキュアで効率的かつ最適な環境を確保してきた。このテストは、資金調達および、適格投資家に私募証券取引へのアクセス提供に向けたCapBridgeと1Xの統合されたアプローチの明確な実行可能性を明確に示した」と語った。
テストは2月に開始され、投資家オンボーディング、顧客デューデリジェンス(適正評価手続き)、上場、注文の作成、取引成立、支払い送金、登録更新などの複数の機能がすべての参加者によってテストされた。
テストの中で1Xはすべての投資家向けにマネーロンダリング防止、顧客熟知規則(Know-Your-Client(KYC))プロセスを実施した。投資家はKYC円滑化のためにSingapore GovTechのMyInfoKYCを使い、検証された情報を数分以内に提供した。MyInfoは、シンガポール政府が提供する電子サービスで、これを使用すると、ユーザーは自分の個人データを承認されたプラットフォームで管理・共有することができる。
特に、このテストには、信託およびエスクロー・エージェントを含む、完全なライセンスを持った規制されているサードパーティーのサービスプロバイダーが加わった。サービスプロバイダーは、善意の取引ベースでそれぞれの役割を果たした。
Equiom Singaporeの信託管理担当ゼネラルマネジャーであるリン・パン氏は「この画期的なイニシアチブに参加したことをうれしく思う。1Xプラットフォームが完全に機能することに満足している。多くの富裕層の人々にサービスを提供するグローバル信託管理担当者として、私募取引所が投資家に適切な保護と保証を提供するためにセキュアで効率的な取引プロセスを持つことが極めて重要である。成長段階の民間企業と取引する能力を求める個人投資家にアクセスを提供するプラットフォームを楽しみにしている」と述べた。
発行体として行動するという唯一の目的のために法人が設立され、使用可能なシンガポールの銀行口座を持つアジア全域の投資家は発行体の代表証券を積極的に売買した。テストの一環として、投資家はいくつかの現地銀行から、シンガポールにある指定エスクロー銀行口座に送金した。
1Xは2018年11月、シンガポール金融管理局から公認運営業者(Recognised Market Operator、RMO)ライセンスを受けた。これにより1Xはシンガポールおよびアジア地域における数少ない、規制されライセンスを受けた私募証券取引所の1つとなる。このプラットフォームは、ライセンスを受けた投資シンジケーション・プラットフォームであるCapBridgeの傘下にあり、またシンガポール取引所(SGX)の被投資会社である。
CapBridgeは、個人では通常アクセスできない非公開会社への投資機会を通じてプライベートエクイティ(PE)リターンを求める適格投資家が、公的証券取引所の外でそのような機会を直接見つけ出し、アクセスすることを可能にする。
CapBridgeは最近、個人投資家向けに設計された排他的投資商品である「Preferred Access」を発表した。個人投資家は専門的な主導的投資家とともにわずか5000シンガポールドルから個人投資の機会に共同投資することができる。この革新的商品を通じて、適格投資家は複数の取引にわたって少量の投資で自分の投資ポートフォリオを多様化することが可能になる。
SGXを株主兼戦略的パートナーとして擁するCapBridgeと1Xは共同で、資格のある家族経営企業および成長企業には資金調達のための、投資家には資本を収益化および再利用するためのより大きな柔軟性を得るための、それぞれ総合的な道を提示する。
CapBridgeを通じて調達された1次的資本と1X私募取引所を経由した2次的取引機会を合体させることは、さまざまな市場参加者にとり、そしてより広範な資本市場エコシステムにとり多くの点で有益である。
1Xシステムおよびプロセスのマルチパーティー運用テストの成功により、1Xには今や非公開企業および個人適格投資家の最初のグループが加わり、私募証券取引に参加する。
▽問い合わせ先
メディア:media@capbridge.sg
CapBridgeに関心を持つ企業および投資家:https://capbridge.sg/contact/
1exchangeに関心を持つ企業および投資家:https://www.1x.exchange
▽CapBridge Pte Ltdについて
CapBridgeは、プライベート投資機会のためのグローバル投資シンジケートプラットフォームである。CapBridgeの共同投資シンジケートプラットフォームは中期から後期の成長企業およびこれら企業に注力するファンドに資金を提供する。当社の共同投資モデルは投資家を念頭に置いて構築されている。当社はまず、自らの特有の業界知識を活用してデューディリジェンス(適正評価手続き)を行い、付加価値のある投資構造を交渉し、そしてポートフォリオ・ポジションを期待通りの投資回収へ管理する主導的な投資家に機会をもたらす。
それから当社は同様の機会を共同投資家に開放し、彼らは主導的投資家の特定の業界分野における専門知識やデューデリジェンス作業を活用する。共同投資家は、主導的投資家と同じ条件でサインし、より良いリスク調整後収益とより可能性の高い投資回収を実現する。企業は、自社の分野をよく理解して直接に価値を生み出すことができる主導的投資家と協力すること、およびネットワークコネクティビティーを加え、将来的にさらに成功を収めるリスティングに向け支援することができる共同投資家との株主基盤を広げることから利益を得る。
この共同投資プロセスは、取引を投資家とマッチさせ、取引プロセスを促進するために絶え間なく機能する、当社のインテリジェントプラットフォーム上で電子的に行われる。
CapBridgeはCapital Markets Services License(CMS免許)を持ち、シンガポール金融管理局(MAS)の規制を受けている。シンガポール取引所(SGX)は戦略的パートナーで、株主である。CapBridgeの共同投資プラットフォームに関する詳細な情報はwww.capbridge.sg を参照。
▽1exchangeについて
1exchange(「1X」)は投資家に、私募証券の売買を規制され、集中化され、透明性のある方式で行うユニークなトレーディングプラットフォームを提供する規制された私募証券取引所である。
1Xは、民間企業のために株主価値の開拓と資本のリサイクルを行うためのより簡単で柔軟な方法を提供する。1Xは、資本を求めている、ないし流動性イベントに備えている民間事業会社、株主と従業員が自分の持ち株を収益化しようとしている後発のベンチャー支援企業、および株主基盤の多様化を模索ないし経営陣移行を計画している家族経営企業に向けて設計されている。われわれのプラットフォームは、プロの投資家や事業オーナーが自分のポジションで取引することを可能にする。
1XはRecognised Market Operator Licenseを保有しており、シンガポール金融管理局の規制を受けている。シンガポール取引所(SGX)は戦略的パートナーで、株主である。1Xに関する詳細な情報はwww.1x.exchange を参照。
ソース:CapBridge Pte Ltd