【サンディエゴ、ウェッテレン(ベルギー)2019年3月12日PR Newswire=共同通信JBN】世界をリードするバイオ医薬品開発・製造受託プロバイダー、Ajinomoto Bio-Pharma Services(以下、「Aji Bio-Pharma」)は現在、米国とベルギーで進行中の同社資本プロジェクトのいくつかに関するアップデートを提供した。これらのプロジェクトの総額は1億ドルを超え、Aji Bio-Pharmaの製品と能力を世界規模でさらに拡大することになろう。Aji Bio-Pharmaはまた、サンディエゴの最先端工場で最近操業を開始した、以前に発表された極めて強力な製品結合と完全に隔離された充填ラインに加え、新しい完全に隔離されネスト化したフレキシブル充填ラインを追加し、自動包装・ラベリング装置を据え付け、連続フローおよび低分子API製造能力を向上しつつある。そのほかの詳細は以下の通り:
*Optima 7000充填ラインとアップグレードされた無菌充填スイートが顧客の無菌充填工程(2ミリリットルから100ミリリットルの小瓶)向けにリリースされた。
*HPP/ADC充填ライン(Isolatorシステム)は検証活動を終了し、2019年上半期にGMP(医薬品適正製造基準)用にリリースされる予定である。
*ネスト化したフレキシブル充填ラインは広範囲の原薬APIをサポートし、容量を50%増加させ、小瓶、注射器、カートリッジ用のより大きなバッチサイズおよび、より広範囲の無菌充填容量を可能にする。
*自動包装・ラベリング機器の追加により、医薬品サプライチェーンセキュリティー法(Drug Supply Chain Security Act)を支援・順守するためのシリアライゼーション・集計機能が提供される。
*最終滅菌サービスはこの措置を必要とする医薬品製造プロジェクトに現在提供されている。
*継続的フローと能力増強は追加的能力・リソースを提供し、小分子API製造への増大する要求をサポートする。
*ベルギーにある新たな品質管理ラボは運用能力を拡大し、顧客からの需要拡大をサポートする。
*ベルギーでGMP製造スイートを再構成してHPAPI容量増加をサポートし、追加の機器を使用して工程の安全性を向上させる。
Ajinomoto Bio-Pharma Servicesの社長兼最高経営責任者(CEO)であるデービッド・エンロー氏は「これらの投資は、米国およびベルギーの工場における当社の生産能力や容量を向上させるだけでなく、顧客および社員にとって優れた信頼の置ける革新的なパートナーであるという当社のビジョン声明の達成に向けた強力な一歩を表している。そうすることにより、われわれは会社として自分たちにとって本当に重要なこと、すなわち当社が製造する薬を使って患者の生活を改善・拡大することにさらに貢献することができる。これらの容量拡張は、われわれが現在および将来の業界のニーズを満たす資産と能力を持つことを確かなものとする。また、世界クラスのチームに補強する最高の人材を引き続き引き寄せることを確実にする」と語った。
▽Ajinomoto Bio-Pharma Servicesについて
Ajinomoto Bio-Pharma Servicesは、ベルギー、米国、日本、インドに拠点のある完全一体型の開発・製造受託会社で、低分子、高分子原薬および中間体の包括的開発、cGMP製造、無菌充填・包装サービスを提供している。Ajinomoto Bio-Pharma Servicesは、CoryneX(R)タンパク質発現技術、オリゴヌクレオチド合成、複合抗体医薬(ADC)、高力価原薬(HPAPI)、生物触媒、連続フロー生産など、前臨床やパイロットプログラムから商業的量産用まで、幅広い革新的なプラットフォームと機能を提供する。Ajinomoto Bio-Pharma Servicesは、顧客のニーズに合った高レベルの品質とサービスを提供することに全力を尽くしている。詳細は、www.AjiBio-Pharma.com を参照。
ソース:Ajinomoto Bio-Pharma Services
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