【上海2019年3月8日PR Newswire】China Continent Insurance Co., Ltd. (CCIC)はeBaoCloud(R)InsureMO(R)(https://www.ebaotech.com/jp/ebao-cloud/open_api_platform )をミドルウエアとして開発された次世代のコアシステムの立ち上げを発表した。2018年の年間保険料収入が62億米ドルで中国第5位にランク付けされているCCICは、保険ミドルウエアによって駆動されるマイクロサービスおよびクラウドネイティブ・アーキテクチャーに基づくコアシステムで同社業務を遂行する保険企業の中で最初の大手保険企業とみられている。新しいコアシステムはInsureMOの完成度と豊富度のおかげで開発時間が極めて短く、すべての主要保険商品の販売およびサービス機能に必要とされるあらゆるマイクロサービスを提供する。すべての社内スタッフ用ユーザーインターフェースおよびワークフォローに加え、保険エコシステム・コネクティビティーための強力なOpen APIプラットフォームは、広範囲にわたるeBaoCloud InsureMOのAPIを呼び出すことによって開発される。これは保険コアシステムを開発するための全く新しいアプローチであり、基本的な保険APIの機能を再開発しなくても、保険のイノベーションをより迅速でより安価、かつより適したものにすることを可能にする。
数カ月にわたるプロダクションランの結果、新しいコアシステムはCCICの業務を十分にサポートし、大きなメリットを生み出した。このシステムは現在、自動車、家屋、A&H、貨物、企業資産、エンジニアリング、農業、損害賠償など、消費者保険、SMEから企業保険に及ぶ、200を超える保険商品を擁するCCICのすべての事業分野をサポートしている。新しいコアシステムは、新商品の立ち上げおよびチャネル・コネクションを数カ月間ではなく数日間で可能にする。このマイクロサービス・アーキテクチャーによって、CCICは従来のエンタープライズ・ソフトウエアを使用するよりも大幅に速く新機能を実現することが可能になった。各マイクロサービスは他とは完全に分離されており、新しい機能のクロスインパクトを心配する必要がほとんどない。
CCICのChen Yong社長は「次世代のインテリジェント・テクノロジーの台頭は、世界経済に大きな影響を与えた。保険企業は、これらの変化に適応することが不可欠である。時代に遅れととらないため、China Continent Insuranceは世界クラスの次世代コアビジネスシステムを開発し、事業効率、管理能力、サービス品質で『ディスラプティブ(破壊的)』な向上を提供した。さらに、当社はテクノロジーを活用して、ユーザーに向上したサービスを提供し、保険市場の良質な開発を推し進めてユーザー、保険企業、パートナー、業界全体にとって互いに有利な結果をもたらす」と語った。
eBaoTech CorporationのWoody Mo社長兼最高経営責任者(CEO)は「CCICは、クラウドネイティブおよびマイクロサービス・ベースのコアシステムの立ち上げの成功によって2つの重要なポイントを実証した。1番目として、クラウドネイティブおよびマイクロサービス・アーキテクチャーは現在、すべての保険商品ラインの販売およびサービスのライフサイクル全体を通じた保険業務をサポートするのに十分成熟している。2番目として、保険ミドルウエアのeBaoCloud InsureMOによって、保険会社は基本的な保険要素の再開発を回避して、独自のニーズに応える次世代のコアシステムを開発することができる。eBaoCloud InsureMOは保険ミドルウエアだけでなく、コネクティビティーハブとしての目的もあり、保険会社、チャネル、新規デジタルアフィニティー、インシュアテック企業、その他のテクノロジーベンダーによるリアルタイム・イノベーションのワンストップ・プラットフォームを提供する。さらに、eBaoCloud InsureMOは、全商品ラインを擁する大手保険企業向けにフル機能を搭載するコアシステムを構築する際にも使用できる。数年間で、保険企業がテクノロジーを採用する方法で根本的な変化が起きるので、われわれにとって極めてエキサイティングな時代である。eBaoTechはこの素晴らしい革命をリードするイネーブラーになることを目指している。eBaoTechは、CCICがこれを実現する提携機会を提供してくれたことに感謝している」と語った。
▽China Continent Insurance Co.について
China Continent Insurance Co., Ltd.は、国務院および中国保険監督委員会の承認を受けて設立された中国の損害保険企業である。同社はChina Re Groupの下で、唯一の損害保険企業である。China Continent Insuranceは2003年上海で創設され、その登録資本は22億米ドルである。2018年、同社は年間保険料収入が62億米ドルを達成し、中国第5位にランク付けされた。
China Continent Insuranceは創設以来16年で大幅な発展を遂げ、省支店35カ所、特別販売ユニット1カ所、船舶保険オペレーションセンター1カ所、eコマース企業1社、省、市、郡レベルで2000以上のアウトレットの全国ネットワークを擁している。同社は2014年から2018年にかけ連続してA.M. Bestの評価を受け、財務格付け(FSR)および発行体信用格付け(ICR)の両方で安定的と評価された。詳細はウェブサイトhttp://www.ccic-net.com.cn/ を参照。
▽eBaoTechについて
eBaoTechは世界の保険企業にテクノロジーソリューションを提供するプロバイダーであり、同社は「make insurance easy(保険を容易にする)」のミッションを掲げている。同社は世界30カ国以上で事業を展開し、保険エコシステムの200を超えるキャリア、多数の代理店、ブローカー、アフィニティー、インシュアテックなどにサービスを提供している。デジタル保険は来るべき変化の波であり、保険業界はAPIエコノミーに移行している。eBaoTechはデジタル保険を実現するソリューションおよびサービスを提供している。
eBaoTechは2000年の創設以来、インシュアテック・イノベーションに専念してきた。eBaoTechは2001年、世界初のブラウザー/サーバーベースの保険コアシステム・スイートを開発し、Javaベースの3G保険ITの到来と普及をリードしてきた。eBaoTechは2015年、世界初の分散型クラウドネイティブおよびマイクロサービス・ベースの4G保険プラットフォームを発売し、保険ポリシーにおけるすべての主要な保険商品のライフサイクル全体の保険API一式を提供した。詳細はウェブサイトwww.ebaotech.com/jp を参照。
ソース:eBaoTech
(日本語リリース:クライアント提供)