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TCAIが間欠性心房細動治療に初の多点電極バルーンアブレーションカテーテルの安全性、有効性評価

Texas Cardiac Arrhythmia Institute at St. David’s Medical Center
2019-02-13 09:08 2202

【オースティン(米テキサス州)2019年2月13日PR Newswire=共同通信JBN】St.David'sMedical CenterのTexas Cardiac Arrhythmia Institute(TCAI)はこのほど、STELLAR研究の一環として、新製品の「HELIOSTAR」多点電極高周波(RF)バルーンアブレーションカテーテルの安全性と有効性を評価する米国で初の手術を実施した。この研究は、心不整脈の最もよくあるタイプの間欠性心房細動(A FiB)を治療する安全性と有効性を検証するのが目的である。

TCAIの電気生理学者であるロドニー・ホートン医博(MD)は、TCAIの医療部長で米心臓病学会フェロー(F.A.C.C.)、Heart Rhythm Societyフェロー(F.H.R.S.)、欧州心臓病学会フェロー(F.E.S.C.)であるアンドレア・ナターレ医博(MD)と共に、この研究の初の患者を治療した。

ホートン博士は「新しいバルーンカテーテルは、A Fibを治療するためより簡単かつ迅速に肺静脈を隔離する可能性がある。このカテーテルは、すべての肺静脈の切開手術(解剖)にも適し、アブレーション中に目的に合ったエネルギーを送り込むため、個別に電極を管理する点で独自なものである」と語った。

RFバルーンアブレーションカテーテルの「HELIOSTAR」は、10個の電極を備えており、電気生理学者は病変部生成中の組織に対応して、それぞれ異なるレベルのエネルギーを放出することができる。さらに、バルーンの設計は、RFエネルギーをただ1回適用するだけで肺静脈を分離することを可能にする。

ナターレ博士は「カテーテルの設計は、現行のバルーンアブレーションカテーテルの限界を克服する可能性を持っている。現行のバルーンベースの技術は、しばしば多くのタイプのバルーンを利用する必要が生じて、リスクがあり、時間がかかることもある。今回のシステムは唯一バルーンを使って、必要とするどのようなサイズにも適応し、手術にかかる時間を短縮する結果になる」と語った。

世界の40もの臨床サイトで最高640人の患者が、STELLAR研究に登録された。

世界には3300万の人々がA Fibにかかっていると推測されている。A Fibは、凝血塊(血栓)、発作、心疾患、その他心臓関連の合併症につながる疾患である。

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ソース:Texas Cardiac Arrhythmia Institute at St. David's Medical Center

ソース: Texas Cardiac Arrhythmia Institute at St. David’s Medical Center