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【ウィルミントン（米デラウェア州）2019年2月1日PR Newswire＝共同通信JBN】
＊合併会社は製紙・工業用水技術を中心とした世界的特殊化学企業としてSolenis名で営業
BASFとSolenisは全関係規制当局の承認を経て、先に発表したBASFのウエットエンド製紙・水処理化学事業とSolenisの統合を完了した。合併会社は見積もり売上高約30億ドルで、Solenisブランドで営業し、パルプ、製紙、石油・ガス、化学処理、鉱業、バイオリファイニング、電力、自治体その他の産業市場の顧客に広範な化学品と費用効果の高いソリューションを提供することになる。
BASFが合併企業の49%を保有、51%はSolenisの経営陣とClayton, Dubilier & Rice（CD&R）が管理する投資ファンドが共同で保有する。新たなSolenisは従業員約5200人となり、売上高、サービス、生産力が世界全体で拡大する。
合併はBASFの機能化学部門の製紙・水処理事業資産が対象で、英国のブラッドフォード、グリムズビー、米バージニア州サフォーク、メキシコのアルタミラ、インドのアンクルシュワー、オーストラリアのクイナナの生産施設と知的財産が含まれる。BASFの紙コーティング化学品事業は取引の対象ではない。
Solenisのジョン・パニケラ社長兼最高経営責任者（CEO）は「両社の強力な伝統の合体は製紙・水処理産業の顧客重視の世界的なソリューション事業者を生み出す。これら業界の顧客は比類のない相互補完的な広範囲の製品とサービス、最新の技術革新とノウハウをもたらす両社の統合の強みの恩恵を受けるだろう」と語った。
BASFのアヌプ・コタリ機能化学品部門プレジデントは「Solenisとの統合はBASFの製紙・水処理化学事業が持続的成長を維持するための適切な手段である。両社は一体となって、世界の製紙・水処理業界の特殊化学需要に応える最も広範な製品とサービスを提供するだろう」と付け加えた。
Solenis会長でCD&R業務顧問のデービッド・シャイブル氏は「非常に成功している相互補完的なこれら２社の結合は長期的成長と価値創造の期待をさらに高めるより強力な世界的企業を生み出す」と述べた。
世界一流の技術と実際的な革新のこの組み合わせに関する詳細はwww.solenis.com/MoreReadyThanEver-PR を参照。
▽Solenisについて
Solenisはパルプ、製紙、石油・ガス、化学処理、鉱業、バイオリファイニング、電力、自治体市場など大量に水を使用する産業向けの特殊化学品の世界的主要生産者である。同社の現在の商品ポートフォリオは広範な処理、機能、水処理の化学品と最新の監視・制御システムを含む。これらの技術は運用効率の改善、品質の向上、設備資産の保護と環境への影響の最小化のために顧客が利用する。デラウェア州ウィルミントンに本社がある同社は、世界中の戦略拠点に41の製造施設を持ち、5大陸120カ国で約5200人の専門職を雇用している。Solenisの詳細はwww.solenis.com を参照。
▽Clayton, Dubilier & Riceについて
Clayton, Dubilier & Riceは1978年に創業した未公開株投資企業で、より強い事業の構築を基本戦略とする。開業以来、CD&Rは84社への270億ドルの投資を管理し、総取引額は1250億ドルを上回る。同社はニューヨークとロンドンに事務所がある。詳細はwww.cdr-inc.com を参照。
▽BASFについて
BASFでは、持続可能な未来のための化学を創造する。当社は経済的成功と環境保護、社会的責任を一体化している。BASF Groupの11万5000人以上の従業員は世界のほぼすべての部門とほとんどあらゆる国で顧客の成功に貢献するために働いている。当社のポートフォリオは化学、機能性製品、機能性材料・ソリューション、農業ソリューションの4部門で構成される。BASFの2017年の売上高は600億ユーロを上回った。BASF株はフランクフルト（BAS）、ロンドン（BFA）、チューリヒ（BAS）の証券取引所で取引される。詳細はwww.basf.com を参照。
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▽問い合わせ先
Media Relations
Catherine (Katy) Abernathy
Tel: +1 904 256 0333
cmabernathy@solenis.com
