【ニューヨーク2018年12月20日PR Newswire=共同通信JBN】Roivant Sciencesは19日、治験用医薬品のライセンス供与を促進するため、第一三共株式会社(以下「第一三共」)と提携したと発表した。合意の条項によると、Roivantは開発段階に応じてあらかじめ決まった条件で第一三共から特定の開発計画の専用実施権を取得するオプションを獲得する。
第一三共には広範囲の開発中の化合物がある。Roivantがライセンスを選ぶ医薬品は、Roivantグループの新たな子会社が開発する。
Roivant Pharma社長のマユク・スカトメ博士は「このパートナーシップを生み出すために第一三共チーム全体と協力するのは光栄であり、喜びである。これが将来、Roivantと他の革新的バイオ医薬品企業とのプラットフォーム提携のモデルになるように望む。今後数カ月、数年で、第一三共の素晴らしい研究開発力により、有望な医薬品の開発を加速することを期待している」と語った。
▽Roivant Sciencesについて
Roivantは患者に革新的な医薬品と技術を迅速に届けることにより、健康を増進することを目指している。同社は、研究開発と製品化を極めて効率よく進めるため、人材を集め、インセンティブを用意し、技術を動員する独自の手法で、Vants、つまり、機敏で起業的な生物工学・医療技術会社を構築することによって、これを実施する。
詳細はwww.roivant.com を参照。
▽第一三共について
第一三共グループは、先進市場、新興市場の双方の患者の多様な、まだ満たされない医療ニーズに対応するため、革新的な医薬品の創出と供給に専心している。第一三共は100年を超える科学的経験と20カ国以上でのプレセンスがあり、世界中の1万5000人の従業員とともに、豊富な革新の伝統と有望な新薬の活発な開発を活用し、人々に貢献している。高血圧と血栓障害の強力なポートフォリオに加え「がんに強みを持つ先進的グローバル創薬企業」を目指す同グループの2025年ビジョンの下で、第一三共の研究開発は主として、がん免疫を含むがんの新たな治療法に注力し、疼痛管理、神経変性疾患、心臓・腎臓疾患、他の希少疾患などの新たな領域も重視している。詳細はwww.daiichisankyo.com を参照。
▽問い合わせ先
Paul Davis
Head of Communications
Roivant Sciences
paul.davis@roivant.com