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アジアの大手企業は社外取締役を任命する際により大胆な選択が必要

Heidrick & Struggles
2018-12-19 22:09 1493

【香港2018年12月19日PR Newswire=共同通信JBN】

*ハイドリック&ストラグルズの「Board Monitor Asia Pacific」が示唆

エグゼクティブ・サーチ、リーダーシップ評価・開発、組織とチームの有効性、世界的なカルチャー形成の各サービスの大手プロバイダーであるハイドリック&ストラグルズ(Heidrick & Struggles)(https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=2331440-1&h=829892081&u=http%3A%2F%2Fwww.heidrick.com%2F&a=Heidrick+%26+Struggles )(NASDAQ: HSII)は19日、同社の「Board Monitor Asia Pacific」(https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=2331440-1&h=1671061609&u=https%3A%2F%2Fheidrick.com%2FKnowledge-Center%2FPublication%2FBoard-Monitor-Asia-Pacific&a=Board+Monitor+Asia+Pacific )の開始を発表した。この報告書によると、アジアの多くの大手企業の取締役会は依然として心地よい安全地帯から抜け出すことに消極的である。取締役の地位に任命される女性の数に関しては前向きなニュースもあるが、最新のBoard Monitor Asia Pacificは、ASX 200、ハンセン指数(HSI)、NZX50、ストレーツタイムズ指数(STI)に採用されている企業から収集したデータを使って、取締役会のより幅広い多様性を達成するためのいくつかの方法がまだあることを示唆している。

*取締役会は依然、最高経営責任者(CEO)を優先している。これら上場企業の取締役会に任命された新しい社外取締役(NED)の56%は現CEOまたは元CEOだった。ニュージーランドが67%で最も高く、次いでシンガポールの63%、オーストラリアの56%、香港の46%となっている。これに対し、米国のフォーチュン500企業は47%となっている。

*取締役会は上場企業の経験を好む。シンガポールでは新しく任命されたNEDの88%が少なくとも1つの上場企業の取締役会の経験を有していた。またオーストラリアでは82%、ニュージーランド79%、香港61%で、一方米国では64%近くだった。

*性別多様性では順調な進歩がみられた。4つの指数すべての企業で任命された取締役263人のうち女性は83人で、全新任取締役の31%を占めた。新任取締役に女性が占めた割合に関しては、オーストラリアがトップで39%、次いでニュージーランド(27%)、シンガポール(24%)、香港(20%)の順。各指数の企業について、新たな女性の任命の割合が既存の女性取締役の割合の平均より高くなっており、このことはこの地域全体で有望な上昇トレンドを示している。

*国際経験が引き続き重要な焦点となっている。ニュージーランドの新任NEDの約61%が国際的な経験を有していた。次いでオーストラリア(52%)、香港(43%)、シンガポール(39%)。任命された人の約3分の1が外国人(非国籍者)で、オーストラリアでは36%、香港とニュージーランドが各30%、シンガポール29%となっている。

Heidrick & Struggles Australia(https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=2331440-1&h=3355628736&u=https%3A%2F%2Fwww.heidrick.com%2FWhere-We-Work%2FConsultants%2FFarrow_Guy_15927&a=Guy+Farrow%2C+Managing+Partner+of+Heidrick+%26+Struggles+Australia )のマネジングパートナー、ガイ・ファロー氏は「取締役が経験、思考方法、視点の多様性や性別多様性を会議にもたらす取締役会は、効果的な意思決定をサポートする確固とした議論にとって最もふさわしいものだ。ハイドリック&ストラグルズでは、取締役会が能力の適切な組み合わせと長期戦略の両方を求めて任命するのを確実にするよう取締役会に働き掛け続けていく」と述べた。

▽地域格差

シンガポールでは、Diversity Action Committee(DAC、多様性行動委員会)が2020年までに取締役会における女性代表が20%を占める目標を設定、2025年までに25%に引き上げるとしている。

Board Practice for Singapore(https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=2331440-1&h=3080554390&u=https%3A%2F%2Fwww.heidrick.com%2FWhere-We-Work%2FConsultants%2FDeniau_Alain_14761&a=Alain+Deniau%2C+Partner%2C+CEO+and+Board+Practice+for+Singapore )のパートナー兼CEOのアラン・デニオー氏は「NEDの任命の24%が女性幹部に充てられているのを見るのは励みになる。しかし、幅広い有能で意欲的な幹部たちが才能を発揮するチャンスを保証するには、現在のNED人材プールの外に目を向けることがシンガポールの各企業の取締役会にとって重要であると強く思う」と語った。

Board Practice for Hong Kong(https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=2331440-1&h=3260922497&u=https%3A%2F%2Fwww.heidrick.com%2FWhere-We-Work%2FConsultants%2FHui_David_22062&a=David+Hui%2C+Partner%2C+CEO+and+Board+Practice+for+Hong+Kong )のパートナー兼CEOのデービッド・フイ氏は「香港では、取締役会が特定機能分野での経験を持つ幹部を受け入れていることが明らかになっている。これはデジタルディスラプションとサイバーセキュリティーが重要な問題であり、デジタルコンバージェンスがビジネスモデルと取締役会を転換させている時代には不可欠である。香港の取締役会はまた、友人や家族のサークルから取締役を任命することから、会社の目的を真に実現することができる取締役を見つけることに移行しており、これは将来に向けたより多様な取締役会のリーダーシップを創造するためのもう一つの重要な要因である」と述べた。

▽Board Monitor Asia Pacificについて

ハイドリックス&ストラグルズのCEO & Board PracticeによってプロデュースされたBoard Monitor Asia Pacificは、ASX 200、ハンセン指数(HSI)、NZX50、ストレーツタイムズ指数(STI)に採用された企業の取締役会の社外取締役任命のトレンドを追跡し、分析する。任命に関するデータは、BoardEx、プロキシファイリング、企業のウェブサイトを通じて追跡される。幹部に関する情報は公開されているソース、BoardEx、およびハイドリック&ストラグルズ専用のデータベースを通じて収集される。

▽ハイドリック&ストラグルズ(Heidrick & Struggles)について

ハイドリック&ストラグルズ(Nasdaq:HSII)は、エグゼクティブ・サーチ、リーダーシップ評価・開発、組織とチームの有効性、カルチャー形成の各サービスに関し、信頼できるアドバイザーとして、世界トップクラスの組織の上級レベルの人材と経営陣のニーズに応えている。ハイドリック&ストラグルズは60年以上前に、エグゼクティブ・サーチという職業を開拓した。同社は今日、統合リーダーシップソリューションを提供し、クライアントが世界と1つの経営陣とを同時に変える手助けをしている。(R)www.heidrick.com 

▽メディア問い合わせ先

Karen Lau

Marketing Director, Asia Pacific

+852 2103 9329

klau@heidrick.com

ソース:Heidrick & Struggles

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