【北京2018年12月10日PR Newswire=共同通信JBN】
*精華大学が中国で初の唯一のASPホスト機関に
アムジェン財団(Amgen Foundation)は2018年11月、アムジェン・スカラーズ・プログラム(ASP)を世界中の24の一流教育・研究機関に拡大した。ASPの中国での最初の、かつ唯一のホスト機関として清華大学が選定され、現在世界中からの応募を受け付けている。
ASPはアムジェン財団が16年間、7400万ドルのコミットメントにより開始した学部学生を対象とした夏季研究プログラムである。この8-10週間のプログラムでは、世界クラスの研究機関で最先端の研究を行うために、生物医学、生命科学または関連分野に強い関心を持っている世界中の優秀な学部学生を募集している。これまでに33カ国の約600の大学から5400人の学部学生がASPに参加している。
ASPの2019-2022年度のホスト機関には、ハーバード大学、スタンフォード大学、ケンブリッジ大学など世界の24の一流大学が含まれており、またアジアでは東京大学、京都大学、シンガポール国立大学、清華大学の4つの著名大学がホスト機関となっている。ASPの中国における初のそして唯一のホスト機関として、清華大学はその世界クラスの研究能力と人材をフルに活用し、アムジェン財団と密接に協力しながら、有望かつ有能な若手学者に最先端の研究に参加する機会を提供する。
清華大学ASPは、世界中で15人の候補者を選定し、候補者は登録の際に自主的なメンター(指導教師)とペアを組む。彼らは、上級研究者やトップの清華大学教員とともに最新鋭の研究施設で最先端の生物医学研究プロジェクトに参加する機会を得ることになる。これらの没入的で集中的なトレーニングは、学生らが実験のスキルを磨き、実践的な研究室体験を得て、さらなる発展に向けた確固とした基盤を構築するのに役立つ。さらにASPに参加する学生は清華大学の学生と相互交流し、清華大学およびその他のホスト機関のさまざまなセミナー、シンポジウム、交流イベントに参加するよう促される。
近年、清華大学は多様な人材を育成し、国際的な協力を促進しようと積極的に模索してきており、イノベーション志向の人材開発に大きな進展をもたらした。清華大学のASPの主な協力対応部署は、同大学の生命科学の発展と最先端の生物医学研究で重要な役割を果たしてきたSchool of Pharmaceutical Sciences(SPS、薬学科)である。ASPは清華大学とアムジェン財団間の多くの将来的な協力の最初のものとなる。
清華大学ASPは現在、世界中で応募受け付け中。詳細は以下を参照。
http://www.sps.tsinghua.edu.cn/amgenscholars.html#
ソース:School of Pharmaceutical Sciences, Tsinghua University