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CFLDのDachang Movie Townが国際的に認められ、Global Model of Characteristic Townに選出

CFLD
2018-11-01 16:59 1291

【北京2018年11月1日PR Newswire=共同通信JBN】毎年恒例の第13回Global Forum on Human Settlements(GFHS)が30日、GFHSと国連アジア太平洋経済社会委員会(UN ESCAP)の共催によりタイ・バンコクで行われた。フォーラムではCFLDが建設し運営するDachang Movie TownがGlobal Model of Characteristic Townsに選出され、CFLDの産業区の持続可能な運営というコンセプトが初めて主流の国際機関に認められた。

2日間のフォーラムは500人を超す参加者を集め、これには国連安全保障理事会議長、事務次長、上級代表を歴任したアンワルル・K・チョードリ大使、国連環境計画(UNEP)技術・産業・経済局のSustainable Consumption and Production Branch責任者を務めたことのあるアラブ・ホバラ氏、国際機関の上級職員、外交使節、政府代表者、市長ならびに社会のあらゆる方面の代表者が含まれた。このイベントはSDG11(持続可能な開発目標11:都市と人間の居住地を包摂的、安全、強靭かつ持続可能にする)と新たな都市アジェンダの達成に向けた都市のイノベーションを前進させるというテーマに焦点を当てた。

2018年のSustainable Cities and Human Settlements Awards(持続可能な都市と人間の居住地賞)のセレモニーで、CFLDはDachang Movie Townプロジェクトで「Global Model of Characteristic Towns」賞を受賞した。北京のChina World Trade Center(中国国際貿易センター)の30キロ東に位置するDachang New Industry City(大廠産業新市)北部にあり、潮白河岸に立つCFLD Dachang Movie Townは北京の新たな管理センターからわずか8キロである。「インキュベーションと産業化」を重視した発展戦略と「映画・テレビ+」の発展への集中を堅持し、Dachang Movie Townは、文化、科学技術、金融の統合された発展の推進と、完結した創造的な映画・テレビ産業チェーンとまったく新しいエコシステムの構築にコミットしている。

審査パネルがCFLDを受賞の栄誉にふさわしいと判断したのは以下の要因による。第1に、Dachang Movie Townプロジェクトは映画・テレビ産業と観光産業の双方のための堅固なエコシステムを構築するという最先端の使命を誇りとする。業界の主要企業を多数引き付け、このプロジェクトは既に具体化し始めている。第2に、空間計画の点でプロジェクトは「産業」と「都市の居住地」の両方を完全に体現したもので、河岸沿いに町の中心と公共スペースを配し、歩行者に優しく多機能な近隣地区を構築している。第3に、プロジェクト内の景観デザインが文化的な特徴を際立たせ、映画・テレビのテーマと日常生活のシーンを融合させる。GFHSのリュウ・ハイフェン事務局長は、CFLDの映画・テレビ観光産業の開発は広範な潜在可能性を持ち、持続可能な都市開発にプラスの貢献をしてきたとみている。

CFLDのチェン・ホアイチョウ社長によれば、「各産業区に1つの特徴的な産業を」という中核コンセプトに従い、効率的な官民連携(PPP)モデルという基盤を支持し、CFLDは新しいタイプの産業区を創出するために政府と手を組んできた。同社長は次のように説明した。主要産業に重点を置き、CFLDは地域産業基盤の徹底的な研究を行い、特注の産業開発計画、グローバルなリソース統合、投資管理、インテリジェント・オペレーション、および他の全産業チェーンのサービスを提供するために専門チームに協力を求めた。これには「すべての産業区の持続可能な運営」を確かなものとする狙いがある。

Dachang Movie Townは既に6つの世界級の撮影スタジオ、3つの世界をリードする4Kショールーム、3つの景観ワークショップを稼働していると報じられた。この映画地区は国内外のクリエーティブ映画・テレビ産業の100を超す企業と契約を締結し、契約投資額は165億人民元となった。映画地区に定着した契約企業の2つはJin FXとBase FXである。Jin FXは映画「The Wolf Totem」で生き生きとしたバーチャル狼を制作し、Base FXは「Captain America 3」および他の映画で見事なポスト・プロダクション視覚効果を制作した。

GFHSは2008年にニューヨークで設立された非政府・非営利の国際機関である。国連安全保障理事会議長、事務次長、上級代表を歴任したアンワルル・K・チョードリ大使を議長とし、GFHSは「持続可能な都市と人間の居住地にコミット」している。2017年までにGlobal Forum on Human Settlementsの年次会合は12年連続して世界各地で開催され、成功を収めている。2018年のSustainable Cities and Human Settlements Awardsはスペインのビルバオ市(Global Green City)、ブラジルのスマートシティー・バルエリ(Global Urban Innovation)などが受賞した。

ソース:CFLD

ソース: CFLD