【深セン(中国)2018年10月29日PR Newswire=共同通信JBN】
*これまで最強のシーケンス制御装置
BGI Groupの子会社MGIは深センでの第13回International Conference on Genomics(国際ゲノミクス会議、ICG-13)で、速度、処理量、適応性を大幅に向上させた最新型の遺伝子シーケンス制御装置MGISEQ-T7を紹介した。これまで最強のMGIシーケンス制御装置MGISEQ-T7は、1回の作業で同時にかつ独立した1から4までのフローセルの操作を可能にする革新的な4倍フローセル・ステージングで構成されている。T7で利用されているMGIの独占技術は、アップグレードによってフローセル、流体、生化学・光学システムにより高度な正確さをもたらし、効率を改善する。生命科学産業のスーパーコンピューターであるMGISEQ-T7は、シーケンス制御装置の生産力をデータ出力で1日最大6テラバイトの新水準に引き上げる。
MGIのフェン・ム最高経営責任者(CEO)は「顧客は今や、1つの機械で広範なシーケンシングが可能な完全な適応性が手に入る」と述べた。
MGISEQ-T7の革新は次の通り:
*1-4のチップの独立した操作をサポートする独自の4倍フローセルプラットフォーム:4倍フローセルプラットフォームはリードレングスの異なる複数のフローセルとアプリケーションを単一の作業でいつでも独立した処理を可能にする。このプラットフォームはすべてのゲノムシーケンシング、ウルトラデプス・エクソームシーケンシング、エピゲノムシーケンシング、ラージパネル腫瘍遺伝子検出をサポートする。
*シーケンシング速度が50%増:MGISEQ-T7はこれまでのどのシーケンス制御装置よりずっと高速で作動する。PE150は全負荷で24時間以内に完了する。
*単一チップの密度は20%増:MGISEQ-T7のチップ密度は20%増加する。単一チップでテラバイトレベルのデータを生み出す。
MGIプラットフォームを使ってきた世界中のパートナーや顧客はその明確な利点を認めている。理化学研究所、メイヨークリニック、カロリンスカ研究所、Curetis、Weill Cornell Medicineの研究者らである。
ハーバードとMITのHealth Sciences and Technologyの遺伝学教授ジョージ・チャーチ博士は「MGIは手ごろで基本的に誤りのないゲノムシーケンシングを達成した初の企業だ」と語った。
超高速で超高処理量のMGISEQ-T7は1日に最大60人のゲノムの全ゲノムシーケンシング(WGS)を完了でき、次世代シーケンス制御装置に可能なことの壁を破った。T7は1年以内に1万ゲノムのシーケンシングを完了できるので、MGISEQ-T7は全国のゲノミクスプロジェクトの発展を加速する。
BGI Groupのジアン・ワン社長は、このような研究はどこの人間にも恩恵を与えるとし「MGIの使命は人々のより良い健康的な生活を支援することだ」と述べた。
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ソース:BGI