【上海2018年10月15日PR Newswire=共同通信JBN】
*オムニチャネルのオンラインおよびオフラインのリテール戦略を展開するため、K11と密接な提携
中国のストリートウエア最大手のYOHO! Group(以下「グループ」)はこのほど、同グループのオンラインおよびオフラインのオムニチャネル戦略の展開を加速するため、E+ラウンド資金調達でこのほど数千万米ドルを調達したと発表した。この資金調達は、Pioneer Capitalを専任の財務顧問とするC Venturesが主幹事を務めた。これまでにYOHO!は、すでにCDH Investments、Vertex Ventures China、SAIF、China Media Capital、Fortune Capital、Shanghai Zhichen Asset Management Co. Ltd、Telescope Investmentなどから資金を確保している。
YOHO! は中国で最も影響力のあるストリートウエアのプラットフォームの1つとみられている。コンテンツ制作とコミュニケーションの独自の能力と、メディアマトリックス、リテール、ライフスタイル・ビジネスを融合した統合ビジネスモデルに依拠して、同グループは豊富なアップストリーム資源を蓄積し、中国の何億人もの若い消費者のニーズを満たすために様々な分野にわたってオムニチャネルのビジネス・エコシステムを構築してきた。
2005年に創立されたYOHO! は、中国のストリートウエア文化の開拓に貢献しており、中国の急成長する若者市場の需要に応えている。同グループの包括的なエコシステムには、メディアプラットフォームの「YOHO!BOY」および「YOHO!GIRL」、毎年のブランドのフラグシップイベントYOHOOD、eコマース・プラットフォームYOHO!BUY、複数のオフラインの体験的小売店舗YOHO!STOREおよびYOHO!BLU、ストリートウエアブランド・インキュベーターYOHOPE、アーバンライフスタイルアプリmarsおよびストリートアートプログラムYO!GALLERYなどが含まれている。YOHO! の成長と拡大は中国の急成長するストリートウエア文化を反映しており、同グループもこの文化を支援し、促進するのに多大な貢献をした。
eコマース(電子商取引)事業でオンラインプレゼンスの確立に成功した後、YOHO! はそのリテール戦略をオフライン事業に拡大し始めた。2017年10月、YOHO! は3年間の準備を経て、同社の最初のストリートウエアのフラグシップ店舗YOHO!STOREを南京に開設した。5000平方メートルの面積を有するYOHO!STOREは、100以上のファッションブランドを南京に導入し、またショッピング体験の一環としてRFID搭載の商品棚、スマート試着室、WeChatミニプログラムなどの新しいテクノロジーを実装した。今年9月、グループは新たなオフラインのブティックセレクトストアYOHO!BLUを上海にオープンした。商業不動産会社と連携したストリートウエアのポップアップイベントがYOHO! の戦略的オムニチャネル・アプローチの一環として頻雑に開催されている。
C Venturesは、ストリートウエア業界におけるYOHO!の大きな影響力と10年にわたり蓄積された同グループの豊富なリソースとブランド価値に注目して、今回の投資を行った。YOHO! はまた、米国の金融誌Fast Companyにより「2018年の中国の最も革新的な企業トップ10」の1つに選ばれたNew World Group傘下のグローバルで多面的なハイエンドライフスタイルブランド・オペレーターであるK11と深い提携関係を結ぶ。C Venturesが次世代のライフスタイルプラットフォームの投資ビークル(手段)であるのに対し、K11 はこれらのポートフォリオ企業が中国のオーディエンスに到達するためのプラットフォームである。この戦略的なパートナーシップを通じて、YOHO! はK11の中華圏全体のリテール、グレードAオフィスビル、サービスアパートメント、ホテルの深いオフラインリソースやそのファン基盤を活用することが可能となり、K11の第1級の商業立地での将来の拡大の可能性を生み出すことができる。