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ファーウェイが業界指向のIntent-driven Networkソリューションをアップデート

Huawei
2018-10-12 16:58 1681

【上海2018年10月12日PR Newswire=共同通信JBN】

*デジタル世界と物理ネットワークに基づく業界のデジタルトランスフォーメーションを可能にする

ファーウェイ(Huawei、華為技術)は上海でのHUAWEI CONNECT 2018期間中に業界指向のIntent-driven Networkソリューションをアップデートした。これはデジタル世界と物理ネットワークに基づく完全なネットワークシステムを構築し、業界の顧客が様々なビジネスシナリオ向け体験中心のインテリジェンスネットワークを柔軟に建設することをサポートし、業界におけるデジタルトランスフォーメーションを可能にし、ビジネス価値を最大化する。

グローバルな業界でのデジタルトランスフォーメーションのペースは加速しつつある。ガートナーが行った調査によると、エンタープライズの83%は2019年にデジタルトランスフォーメーションを完了する。エンタープライズICTインフラストラクチャーには過去10年間にクラウドコンピューティング、ビックデータ、人工知能(AI)、IoTなどの革新的テクノロジーが供給されてきた。このアーキテクチャーにはサービス中心、E2E SLA保証、オープンデジタルプラットフォームという3つの大きな特徴がある。これらはエンタープライズネットワークに大きな課題を投げ掛けるものだ。

大手エンタープライズは、業界をリードするデジタルトランスフォーメーションの成功体験に基づいて、自動化、デジタルツイン、AI、およびビッグデータをエンタープライズネットワークに適用しつつあり、一連の革新的なプラクティスを実装してエンタープライズネットワーク変革をサポートしつつある。これらの一環として、ファーウェイの革新的なIDNソリューションは、エンタープライズ顧客によるユーザー体験中心のインテリジェントネットワーク構築をサポートする。

Huawei Network Product Lineのケビン・フー社長は「過去のデバイス中心のネットワーク構築モードは、様々な業界のデジタルトランスフォーメーション要件にはほとんど対応できず、エンタープライズネットワーク・アーキテクチャーシステム全体は再構築される必要がある。デジタル世界と物理ネットワークに基づくファーウェイのクローズドループ・ネットワークアーキテクチャーは業界顧客にネットワークアーキテクチャー設計とネットワーク展開をカバーする統合ソリューションを提供する。このソリューションは、業界顧客向けデジタルトランスフォーメーション要件を完全にサポートする」と語った。

ファーウェイのIDNソリューションはデジタル世界と物理ネットワークの連携を実現し、業界顧客にとってのネットワークとビジネスの価値を最大化する。Network Cloud Engine (NCE)はデジタル世界の中核である。NCEは意図、自動化、分析、インテリジェンスの4つのエンジンで構成されている。NCEはプログラム可能な自動化を実行し、デジタルツインを構築し、ネットワークインテリジェンスを可能にする。物理ネットワークはキャンパス、データセンター、ルーター、光ネットワークをカバーする。このソリューションはムーアの法則に基づき、ネットワーク性能を継続的に向上させ、ノンブロッキングネットワークを構築し、ファブリックに基づきネットワークの弾力性と規模を実現する。

ファーウェイは現在、NetCityモード、DevOpsモードとの共同イノベーション・メカニズムを通じてイノベーションを迅速に実行している。ファーウェイは、金融、輸送、小売、インターネット(OTT)業界のパイオニア顧客と協力して、顧客が効果的に事業運営効率を向上させ、より大きなビジネス価値を創出することをサポートするのに役立つIDNビジネスイノベーションを適用している。

▽China Merchants Bankのデジタルトランスフォーメーションを推進し、リテールバンキング3.0時代を先導

China Merchants Bank(CMB)は「軽資産銀行」への変革を加速しつつあり、デジタルトランスフォーメーションを通じたインテリジェンスおよびアプリ運用に注力するITインフラストラクチャーの構築を願っている。CMBとファーウェイはデータプレーン、オペレーションプレーン、O&Mプレーンを完全に再構築するために共同革新し、これによりデジタルトランスフォーメーション機能を包括的に改善している。

CMBはファーウェイAI Fabricを使ってクラウドストレージ能力を20%改善し、35万IOPSを達成した。CMBはまた、ファーウェイAI Fabricを使い、データプレーンを再構築し、AIデータセンターの効率的運用を実行した。CMBはIDNイノベーションでファーウェイと連携し、柔軟なスケーリングを数分間で検証し、運用システムを再構築し、全プロセス自動化を構築した。CMBはファーウェイFabricInsightを使い、ネットワーク規模のフロー可視化を実行し、プロアクティブにリスクを検出し、O&Mプレーンを再構築し、インテリジェントO&Mを実行した。

CMBの情報技術(IT)部門データセンターでネットワークマネジャーを務めるリー・ユンロン氏は「CMBはスマートバンク構築とリテールバンキング3.0時代をリードすることにコミットしている。金融業界のデジタルトランスフォーメーションにおいて、われわれはファーウェイが最善のパートナーだと考えている。われわれは将来、ファーウェイとの共同イノベーションを深め、インテリジェントな世界を目指して行く」と述べた。

▽Schwarzと協力し小売業界でのデジタルトランスフォーメーションを可能に

Schwarz Gruppeは世界25カ国以上に子会社を置く欧州最大で、世界では4位の小売企業である。Schwarz Gruppeとファーウェイは、小売業界の激烈な競争に対処し、エンドユーザーに完全なショッピング体験を提供するため、高度に自動化され標準化されたプロセス、ゼロコンフィグレーション展開、バッチ変更をサポートする集中管理システム、エンドユーザー向けの簡素化された操作など、効率的なITソリューションのイノベーションと開発で提携している。双方はクラウド管理システム、ゼロコンフィグレーション展開API、ハードウエアQRコードラベル、集中ファームウエア展開、電子シェルフラベル(ESL)IoTカードにおいて素晴らしい業績を達成した。

Schwarz ITのディビジョナル・ボードメンバーであるウォルター・ウルフ氏は「ファーウェイは強力でスケーラブルなソフトウエア・ハードウエア統合ソリューションを提供することができる。われわれはファーウェイがSchwarz Gruppeの共同開発パートナーになることができて感謝している。われわれは次世代ソリューションにともに取り組み、デジタルトランスフォーメーションを加速する方針だ」と語った。

▽大規模エンタープライズ向け新サービスアプリケーションのイノベーションを可能に

インターネット企業などの大規模エンタープライズは新サービスアプリケーションのイノベーションをリードしてきた。そして激烈な競争に直面している。新サービスの発表時期は大規模エンタープライズの焦点となってきており、データセンター・リソースへの大きな課題である。ファーウェイのIDNソリューションはオープンでプログラム可能な機能を提供し、大規模エンタープライズがサービスアプリケーションをカスタマイズし、ネットワークサービスのワンクリック展開を実行することをサポートし、サービス運用効率を90%改善し、新サービスの迅速な発表を達成している。

ファーウェイは現在まで、世界をリードする通信事業者や業界顧客と25のNetCityイノベーションを立ち上げてきた。ファーウェイは今後、パートナーと協力して業界のデジタルトランスフォーメーションを推進し、完全にコネクトされインテリジェントな世界を実現していく。

HUAWEI CONNECT 2018 - "Activate Intelligence" – は10月10日から12日まで、Shanghai World Expo Exhibition and Convention Center and Expo Centerで開催される。

今年のHUAWEI CONNECTカンファレンスは、企業および組織がインテリジェントな世界で限界を超え、それを主張することを支援するのが目的である。参加者は世界のICTリーダー、業界専門家、エコシステムパートナーを含む業界の優秀な人材と交流し、将来に向けた構想を描くとともに、新しい機会を探求できる。

詳細な情報はhttps://www.huawei.com/en/press-events/events/huaweiconnect2018?ic_medium=hwdc&ic_source=corp_banner_allwayson&source=corp_banner を参照。

ソース:Huawei

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