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Seeing Machinesが自律型研究車両向けGuardianバックアップドライバー監視システムを発表

Seeing Machines Limited
2018-09-12 10:55 2820

【キャンベラ(オーストラリア)2018年9月11日PR Newswire=共同通信JBN】輸送の安全性向上のためのAI駆動の運転者監視システムを設計している先進コンピュータービジョン技術企業であるSeeing Machines Limited(AIM: SEE)(以下、「Seeing Machines」または「同社」)は、半自律型および自律型の研究車両の配置の広がりによる明白な需要に対応し、自律走行車両向けの改装ドライバー監視システムを発表した。

Seeing MachinesのGuardian BdMSは、自動運転研究車両のバックアップドライバーに常に注意を怠らず、制御可能な態勢を整えさせるよう設計されている
Seeing MachinesのGuardian BdMSは、自動運転研究車両のバックアップドライバーに常に注意を怠らず、制御可能な態勢を整えさせるよう設計されている

Guardianバックアップドライバー監視システム(Guardian BdMS)は、自動運転研究車両のバックアップドライバーが、注意を怠らずに意識をして、必要な時にいつでも運転作業を制御できる状態にさせておくよう設計されている。

Seeing Machinesは1顧客と契約を締結、自律型車両開発の最前線にいる多くの企業と詳細な協議を行っている。

半自律型および自律型の研究車両を開発中のテクノロジー企業、自動車メーカー、車両運用会社の数は増加している。効果的な研究・開発のためには公道での自動運転車両のテストが不可欠だが、テストは一般市民に明らかなリスクをもたらす。ほとんどの場合、テスト段階の期間中、車両の安全な運転が常に保証されるよう、人間のバックアップドライバーが雇用されている。

米国家運輸安全委員会は2017年、安全性を高め、バックアップドライバーの疲労、注意力低下、乱心に関連した事故を最小限に抑えるため、自律型および半自律型の車両をテストする際はドライバー監視システムを導入するよう勧告した。

Guardian BdMSは、Seeing Machinesの自動車級のFOVIOドライバー監視技術を、SAE(自動車技術者協会)レベル3(「目を離す」)からレベル5(「ドライバーなし」)の試験車両向けの使い勝手の良い改装システムに応用した。

カメラをベースにしたGuardian BdMSシステムの主な機能は、路上で自動または半自動の車両テスト中のバックアップドライバーの顔と目を監視し、運転者の状態情報の報告(路上あるいはオフロードの注意状態など)や、重大性が増す注意力散漫事象(道路の景色に対するドライバーの注意力不足など)を特定する。

Seeing Machinesのニック・ディフィオール上級副社長兼自動車ゼネラルマネジャーは、次のように語った。

「自動運転は、運転をより簡単に、より快適に、そして、いずれはより安全にする。コンピューターに運転作業を委ねることは現実化するだろうが、その旅程は漸進的、複雑かつ潜在的に危険なものになる。自動運転車両は、現実世界の条件下で安全かつ信頼して運転される必要がある」

「商用および産業用車両、乗用車用アプリケーションのドライバー監視安全ソリューションを提供してきた8年以上の経験を生かし、当社は、自動運転技術の安全なイノベーションと路上テストという目標を掲げ、自動運転研究車両の所有者および運用者の要求を満たすよう特別に設計した製品を開発した」

より完全な製品情報については、以下をクリックして参照。

https://www.seeingmachines.com/wp-content/uploads/2018/08/SeeingMachines-Guardian-Backup-Driver-Monitoring.pdf

▽バックグラウンド

オーストラリアに本社を置くグローバル企業であるSeeing Machines(LSE: SEE)は、機械が人々を見て、理解し、支援することを可能にするコンピュータービジョン技術の業界リーダーである。当社の機械学習ビジョンプラットフォームには、頭部、顔および目の人工知能(AI)分析を通じ、ドライバーに関するリアルタイムでの把握を提供するノウハウがある。この知見が、ドライバーやオペレーターの注意を監視し、多様な輸送部門で眠気や注意力散漫を識別できるドライバー監視システム(DMS)を可能にしている。

Seeing Machinesは、自動車、商用車、航空、鉄道、オフロードの市場向けにDMSを開発している。同社はオーストラリア、米国、欧州、アジアにオフィスを構え、組込みソフトウエアやプロセッサーからアフターマーケットシステム、サービスソリューションまで、各業種の業界リーダーにマルチプラットフォームソリューションを提供している。

DMSは現在、自動車産業にとって、特に半自律型および自動運転車の開発において、中核となる安全技術と考えられている。DMSはまた、世界中の商業輸送および物流業界全体の安全機能に欠かせないものであるとの認識が高まりつつある。www.seeingmachines.com

▽メディア問い合わせ先

Instinctif Partners
Adrian Duffield/Kay Larsen/Chantal Woolcock
T: + 44 20 7427 1412

Seeing Machines
Sophie Nicoll
T: + 61 419 149 683

Photo - https://photos.prnasia.com/prnh/20180910/2232430-1

ソース:Seeing Machines Limited

ソース: Seeing Machines Limited
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