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寧波の博覧会は中国-中東欧諸国関係を一層強化

Information Office of Ningbo Municipal People’s Government
2018-06-05 10:21 2633

【寧波(中国)2018年6月5日PR Newswire=共同通信JBN】中国東部浙江省の沿岸都市であり、取扱貨物トン数が世界最大の港を持つ寧波は、第4回中国・中東欧諸国投資貿易博覧会(China-CEEC Investment and Trade Expo:China-CEEC Expo)を6月8-11日に開催する。博覧会がさらに中国と中東欧(CEE)諸国の協力と貿易関係を一層強化することが期待される。

Ningbo expo to further reinforce China-CEE ties
Ningbo expo to further reinforce China-CEE ties

2012年の「16プラス1協力」(16+1 cooperation)の枠組みの設立以来、中国とCEE諸国との貿易関係は強まっている。この枠組みは、中国と潜在的に収益性が高いCEE市場との間の経済活動および貿易を拡大する目的で開始された。

リュウ・チャンチュン寧波市副市長は6月1日に北京で開かれた記者会見で「2017年11月のBudapest Guidelines for Cooperation between China and Central and Eastern European Countries(中国・中東欧諸国間の協力のためのブダペスト・ガイドライン)に定められているように、寧波が博覧会の開催都市に選出されるのは4度目である」と述べた。さらにガイドラインは「16プラス1」の枠組みの下で寧波にデモンストレーション・ゾーンを設立することを提案した。

寧波はかつて古代の海のシルクロードにおいて重要な港であり、昔から続く中国の対外貿易の重要な中心地である。近年、寧波は再び極めて重要な港となっている。2017年、寧波と他国間の対外貿易高は3年連続で1000万ドルを超え、寧波への海外からの投資額は500億ドルを上回った。寧波-舟山港は昨年、年間貨物取扱量が10億トンに上った世界最初の港になった。

寧波は中国の「一帯一路構想」の極めて重要な地域であるCEE諸国との交流と協力に重要性を付与し続けている。2017年、寧波と中東欧16カ国との対外貿易高は29億2000万ドルに達し、中国と中東欧諸国との貿易総額の4.3%を占めた。2つの地域間の投資プロジェクトの数は現時点で125である。

寧波とCEE諸国は教育、文化、観光および物流を含む他の部門においても協力を進めた。

リュウ副市長の説明によれば、博覧会は会議、フォーラム、展示および文化交流の形式で16の行事を提供する。博覧会では、広さ8万4000平方メートルの展示スペースにCEE諸国の257企業の310ブースが設置される。

博覧会では経済および貿易に関する閣僚級会議も開催される。中国およびCEE諸国の閣僚が貿易、投資、金融、eコマースおよび中小企業に関して突っ込んだ議論を行う。

商務省欧州部(Department of European Affairs)のユウ・ユアンタン副部長は「中国は世界により広く開きつつあり、われわれは閣僚会議が2つの地域の関係を深化し相互協力を促すことを期待する」と述べた。

第4回China-CEEC博覧会とともに、第20回中国浙江貿易投資会議(China Zhejiang Investment & Trade Symposium)と第17回中国国際消費品博覧会(China International Consumer Goods Fair)が寧波で開催される。

Photo - https://photos.prnasia.com/prnh/20180602/2149456-1

ソース:Information Office of Ningbo Municipal People's Government

ソース: Information Office of Ningbo Municipal People’s Government