【ストックホルム2018年6月4日PR Newswire】
今年のスウェーデン・スティール・プライズに輝いたのはイタリアの Mantella S.r.l.社。同社の受賞をもたらしたのは、従来の標準を大きく上回る優れた性能を実現する、革新的な後傾斜式セミトレーラーStratosphere 3.0。
「Mantella 社はトレーラー・車体に新時代をもたらす独自のデザインを生み出しました。熟練のデザインワーク、効率的な生産手法、そして高強度・耐摩耗鋼板をフルに活用することで、製品が生まれたのです」とスウェーデン・スティール・プライズの審査委員長でありSSABの戦略R&D責任者のEva Peturssonは言います。
アルミニウムフレームと同じ重量でより優れた機械特性を実現する後傾斜式セミトレーラー Stratosphere 3.0は、従来のトレーラーシャーシを凌ぐ耐摩耗性や高い疲労寿命に加え、約30%の軽量化を実現しました。
車体は従来の溶接されたI断面ではなく、成型されたZ型の鉄骨のみを使用して作られています。溶接した鉄骨を使用しないことで疲労抵抗や生産効率が大きく向上します。さらに、軽量化を維持しながら積載量アップを可能にします。また、Stratosphere 3.0 は耐摩耗鋼板を使用しているため優れた耐久性を発揮します。
Stratosphere 3.0のエンドユーザーは、従来のモデルと同じ作業負荷でより高い積載量、満載時の道路上での安定性の向上、さらに燃料やタイヤの消費の大幅な軽減が実現できると指摘します。
今回19回目となるスウェーデン・スティール・プライズ。受賞者には彫刻家Jörg Jeschkeによる小像と、SEK 100,000の賞金(受賞者の希望により慈善団体へ寄付)が贈られます。
スウェーデン・スティール・プライズ 2018では、ファイナリストとしてMantella 社のほかに、イタリアのCTE S.p.A.、フィンランドのJAK-Metalli Oy、オーストラリアのTrufab Globalがノミネートされました。
スウェーデン・スティール・プライズの詳細はこちらsteelprize.com
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(日本語リリース:クライアント提供)