【ロサンゼルス2018年5月23日PR Newswire=共同通信JBN】2018 SID International Conference and Exhibitionは5月22日午前、Los Angeles Convention Centerで開幕した。これはディスプレー業界の世界的なイベントである。Tianmaは産業、医療、スマートホーム、自動車などのアプリケーション向けに設計されたさまざまな新ディスプレー技術とソリューションを展示する。多数のテクノロジー製品が今回初めて展示される。
▽フレキシブルAMOLED
フレキシブル製品はディスプレー・アプリケーションにおいて普及が急激に進んでいる。TianmaがDisplay Week 2018で紹介するフレキシブル製品の中で注目されるのは、5.99インチ18:9の折り曲げ可能なフルスクリーンディスプレーで、上部、左、右の縁は0.85ミリと薄く、スクリーン対ボディの高い比率を誇るダブルCOFデザインによって実現されている。曲げ半径は5ミリと広く、0.25ミリ以下のモジュール厚みによって曲げ角を0から180Cまでを可能にしている。このモジュールの2160x1080のFHD解像度は、高い403 PPIを誇る。ディスプレーのフレキシビリティーは耐衝撃性があり、携帯電話のようなスマートターミナルなど多くのアプリケーションのAMOLEDディスプレーに組み込むことを可能にする。
▽HDR LTPS
Tianmaが今年展示するその他の独自製品はMini LED技術を初めて組み込んだディスプレーで、500PPIの6.46インチHDRディスプレー上でのローカルディミングを実現する。輝度はコントラスト比20000:1を備え、1000nitである。このディスプレーはDCI-3P3 RGBカラーを採用しており、10ビット・グレースケール・データ入出力を達成する。ディスプレーの高輝度、高ダイナミックコントラスト比、色域によって、このディスプレーは「実際」の世界で体験するカラーと輝度に可能な限り近いイメージを表示できる。このTFT LCDは、性能面でOLEDと競うことができ、ディスプレーの新時代を開く。
▽医療ディスプレー・ソリューション
医療機器向けのディスプレー市場は成長し多様化の一途をたどり、遠隔治療アプリケーションは高いスクリーン品質への需要を増大させており、解像度も向上してきた。高級医療ディスプレー技術で卓越したブランドであるTianmaは多数の医療ディスプレー製品を提供している。
Tianmaは、湿潤環境でも、操作する人が医療グローブをしていても、確実に動作する静電容量方式タッチスクリーンを工場出荷時にインストール済みのディスプレーを開発した。
Photo - https://photos.prnasia.com/prnh/20180523/2138934-1
ソース:Tianma