【シアトル、アモイ(中国)2018年5月23日PR Newswire=共同通信JBN】5月22日(現地時間)、アモイ航空はシアトルで最初のボーイング737 MAXを受領した。これにより航空機200機を擁する体制へと拡大し、世界最大の航空会社の一員へと正式に加わった。
737 MAXはボーイングの歴史でベストセラーの民間航空機で、卓越した性能、柔軟性、効率性がその特徴である。737 MAXは乗客により広くて快適なフライト体験を提供する。ウイングレットや最新のエンジンといった幾つかの最新技術を備えた737 MAXは、飛行性能、環境保護、信頼性で前世代のモデルを上回っている。
この航空機が加わったことで、アモイ航空は航空機200機を保有する規模になり、重要なマイルストーンを超えることになった。アモイ航空は2013年に最初のマイルストーンである100機を超え、毎年約20機を加えて成長を続け、5年以内でその規模は2倍になった。この期間中にアモイ航空の営業利益も毎年増加し、粗利益は100億元(約15億米ドル)を計上している。アモイ航空は31年連続で利益を出しており、中国の民間航空産業の急速な成長を反映している。
アモイ航空のチャ・シャンルン会長は、同社の急速な成長は、大きくは中国の改革開放ならびに中国全土の一貫した生活水準の向上による経済的な要因によるものであり、それが航空機での旅行ニーズの大きな高まりへと結びついたことを明らかにした。この5年の民間航空の旅客数で、米国、欧州、中国はそれぞれ平均約4%、6%、10%の年間成長率を記録したが、それに対してアモイ航空の平均成長率は15%だった。
2013年に航空機が100機の体制になった後、アモイ航空は国際市場への参入を加速した。同社は最初のボーイング787 ドリームライナーを2014年8月に購入し、2015年7月にはアモイとアムステルダム間で初の大陸間航路を開設した。同社はその後2年で、ロサンゼルス、メルボルン、ニューヨーク、シアトル、シドニー、バンクーバーといった欧州、北米、オセアニアの都市を網羅する10の大陸間航路を開設した。現在、国際線航路のすべてでボーイング787型機が就航している。