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XCMGの純利益が急増、世界の景気回復で建設機械需要増加

XCMG
2018-05-22 11:53 2782

【徐州(中国)2018年5月22日PR Newswire=共同通信JBN】世界の大手建設機械メーカーXCMG(000425.SZ)は、世界の景気回復が持続し、中国におけるインフラ投資により掘削機、ローダー、フォークリフトトラックなどの機器への需要が増大したことから、昨年の利益が約4倍増となった。中国最大の建設機械の輸出メーカーである同社は、米中間の貿易摩擦増大にもかかわらず世界市場の継続的改善を背景に2018年は堅調な成長を遂げると予測している。

XCMG's Profit Surges as Global Economic Recovery Boosts Demand for Construction Machinery.
XCMG's Profit Surges as Global Economic Recovery Boosts Demand for Construction Machinery.

2017年の純利益は10億2000万人民元と前年の2億860万人民元から389.31%増となり、前年決算にある72.46%の売上高の伸びをはるかに上回った。2018年の売上高は前年比26.3%増の368億人民元と予測している。

XCMGのワン・ミン社長は「保護主義の高まりと中米摩擦の増大が世界経済に暗い影を落としているものの、グローバル化の流れは不可逆的であり、XCMGの世界的な拡大継続を可能にしている。国内市場では、製品品質と販売チャネルの強みを活かして市場シェアを拡大し、テクノロジーや社員に投資することで『スマートな製造業者』となることを目指している」と語った。

中国の建設機械メーカーは、業界規模がピーク時から3分の2縮小した2011年から2016年の5年間の下降期からの回復の恩恵を受けている。2017年は中国のインフラ投資が加速し、景気は安定して同業界に勢いをつけた。

昨年のXCMGの卓越した業績は、同社の市場における地位を強化した業界統合によって支援されたが、明るい点は海外での強力な成長である。

XCMGは2017年、アジア太平洋地域に対する売上高が71%増加し、同地域への中国最大の建設機械輸出業者となった。一方で、南米8カ国向け輸出は1.6倍に増え、現地化は南米大陸に定着し、同社は現地で掘削機に関する研究開発を開始した。欧州ではXCMGのクレーン製品がドイツで好評を博した。

XCMGの海外販売は、中国とユーラシア諸国を結ぶ現代の「シルクロード」沿いの地域におけるインフラ投資を増加させている中国の「一帯一路」構想から引き続き利益を得るだろう。

XCMGは、主要地域をターゲットにし、グローバルな調査とサービスへの投資を強化し、欧州と北米のトップエンド市場でブレークスルーを目指すことにより、世界市場シェアの拡大を続ける。

クレーントラックや頑丈なロードローラーの世界最大のメーカーである同社は、中核的競争力を強化するとともに、環境保護などの新産業における機会も探っている。さらに、XCMGは、「スマートな製造業者」への進化戦略の一環として、次世代情報技術に多額の投資を行う方針だ。

▽XCMGについて

XCMG(000425.SZ)は74年の歴史を持つ多国籍の重機械メーカーである。同社は現在、世界の建設機械業界で6位にランクされている。同社は世界の177以上の国・地域に輸出している。

詳細はwww.xcmg.com を参照、またはFacebook、Twitter、YouTube、LinkedIn、InstagramでXCMGのページのフォローを。

Photo - https://photos.prnasia.com/prnh/20180521/2138569-1

ソース: XCMG
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