【香港2018年3月23日PR Newswire＝共同通信JBN】耀中国際学校（Yew Chung International Schools、YCIS）と姉妹校の輝華国際教育学校（Yew Wah International Education Schools、YWIES）の世界ネットワークから1800人を超す教育関係者およびスタッフが3月15、16日の両日に中国6都市に参集、同校創立85周年を記念した教育の未来をテーマにしたカンファレンスを行った。
YCISとYWIESは中国最大の私立国際教育グループで、中国本土、香港、米シリコンバレーの20カ所で幼稚園、学校、大学のネットワークを持って1万人を超える学生を教育している。
2日間のカンファレンスは同グループとしては過去最大で、香港、上海、北京、青島、重慶、煙台で同時に行われた。「再構築：未来が招く」をテーマにしたカンファレンスは人工知能などの技術分野における絶えざる進歩に後れを取らないために教育が行わねばならない変化に焦点を当てた。
このテーマは同時に「Learning Communities（学習コミュニティー）」の導入および国際競争力への注力を通じて教育学の先達となるというYCISが発表したミッションを表したものでもある。
YCIS、YWIES両校の最高経営責任者（CEO）兼スーパーバイザーであるベティ・チェン博士はカンファレンスの開会の辞で「再構築はまさしく当校の行動喚起である。これは教育を再構築するチャンスである。85周年記念を祝うため集まった今、われわれは共に校生徒の教育の未来のための方向性を構築する。既存の教育学、方法論、コンテンツは、次の世代が備えるには修正する必要がある。それによって彼らは明日のリーダーになるだろう」と述べた。
何人かの教育専門家がカンファレンスに招かれ、専門知識を共有した。YCIS、YWIES両校で最高教育責任者を務めるトロイ・リュイ博士は「学校が教育の方向性を再考しようというのであれば、過去の経験に頼るだけでは足りない。学者や専門家のコンサルティングを得て、最新の研究成果や実地の経験を理解することが必須である」と述べた。
カンファレンスの基調講演者は以下の各氏を含む。
＊ステファニー・サンダース＝スミス博士（イリノイ大学アーバナ・シャンペン校、幼児教育担当准教授）。
＊ネーサン・ホルバート博士（コロンビア大学ティーチャーズ・カレッジ、コミュニケーション・メディア・学習テクノロジーデザイン担当准教授）
＊メイ・リウ博士（南洋理工大学シンガポールセンター・フォー・チャイニーズランゲージ上級講師、シンガポール社会科学大学幼児教育担当兼任講師）。
講演は集中的で独立した研究プロジェクトからの知見を含むもので、それは学生が主体のLearning Communityのアプローチが若年学習者に良い影響を与えていることを示したYCISの教育の新しいモデルを強調したもの、そしてテクノロジーとの有意義な触れ合いを通して子どもがコンピューターの力を活用する重要性に重点を置いたものだった。
今回のイベントを通じてワークショップやパネルディスカッションが行われ、それはYCIS教育者の専門性の継続的発展の強化に役立った。ビデオ会議のリンクによって都市間、地域間でアイデアの交換が行われた。徹底的な討論、議論に続き、新たな学習に向けてアイデアを巧妙に実行することが同校のネットワーク全体に提案された。
リュイ博士は「当校が21世紀の授業の方法論において先端にあることが、このカンファレンスで確かめられた」とし、次のように加えた。「当校はすでに、子どもがこれからの数十年の間に直面するかもしれない未知のチャレンジを乗り切るための準備をさせる授業方法論を実地に移している。当校はわれわれの進歩的なアプローチを世界中の教育者の輝く手本にしたいと考えている」。
YCISのネットワーク校に関する詳しい情報はwww.ycef.com およびycis-schools.comを参照。
▽YCISについて
YCISは1932年にツァン・チョーハン夫人によって創立され、85年間にわたって品質の高いバイリンガル中心の教育を提供してきた。YCISの世界ネットワークは幼児および小中学生に国際教育を与えている。
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ソース：Yew Chung International Schools
