グレートフェスティバルオブイノベーション 2018への参加を発表した
業界のトップリーダーとイノベーターたち
(香港、2018年3月9日)日本のトップイノベーターたちが、今月香港で開催される「グレートフェスティバル オブ イノベーション」で世界の舞台に立ち、イノベーションとテクノロジーにおける世界に通用する日本の強みを伝えます。英国政府によるグレートブリテンキャンペーンの一環として開催されるこのフェスティバルは、最先端の企業と、将来的に貿易パートナーシップを推進する可能性がある世界中の優れたリーダーたちを結ぶプラットフォームで、世界のイノベーションの中心である英国が主催するものです。
グレートフェスティバル オブ イノベーションに日本から出席する登壇者の方々は、夫々分野のトップレベルの専門家で、より多くのつながりを持ち、革新的で直感的な社会を創造するテクノロジーを進歩させるうえで、先駆者となっている企業の方たちです。日本からは以下の方々が登壇します。
・宇陀栄次氏(東京2020組織委員会のチーフ・テクノロジー・イノベーション・オフィサー、Yext会長兼CEO) 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会をこれまでで最も高度な技術を誇るオリンピックにするために国際オリンピック委員会と連携している宇陀氏は、グレートフェスティバル オブ イノベーションで、スポーツの未来について、また、アスリートの体験と観客の体験をともに向上させるためにテクノロジーの進歩がいかに活用されているかについて語る予定です。東京2020で宇陀氏は、クリーンエネルギーとしての燃料電池の使用、高度なセキュリティシステム、判定精度の向上、ユーザー体験の向上、パラリンピック用のテクノロジーの改良、ロボット工学やAIの採り入れなどのイノベーションを統括しています。
・久木田信哉氏(日本電気株式会社チーフエンジニア) 東京を拠点としてITサービスやIT製品を提供している同社に約40年間勤務してきた久木田氏が、より質の高い生活を求めてスマートな都市を開発する先進技術について探究します。先進技術のリーダーであるNECは先頃、「Bristol is Open」(「世界初のオープンでプログラマブルな都市」になるというブリストル市の目標を推進する英国のフラッグシップデジタルスマートシティイニシアチブ)との長期的パートナーシップを締結しました。2016年に始まったこのプロジェクトは、交通渋滞、廃棄物管理、エンターテインメント、eデモクラシー、エネルギー供給に重点的に取り組んでいます。
・吉澤 隆氏(日産自動車株式会社全自動運転R&D担当VP) 自動運転技術分野の先駆者である日本の自動車メーカー、日産自動車は、2022年までに完全自動運転車を市場に投入すると発表しました。同社は自動運転車のオンロードでのテスト走行を2017年にロンドンで初めて実施し、日本でのローンチ成功を経て、今年、高速道路における単一車線自動運転モデルを英国と欧州で販売開始しました。GREATフェスティバル・オブ・イノベーションで吉澤氏は、パーソナル・トランスポートの将来を探るパネルの一人として参加し、道路の近未来図を皆さんへご紹介します。
・倉原直美氏(インフォステラ共同創業者/CEO) 衛星管制システムエンジニアを職業としていた倉原氏は、2016年、アンテナ所有者と衛星運用者とを繋ぐことを目指す宇宙通信企業、インフォステラを創業。同社が提供するクラウドプラットフォーム"StellarStation"によって、アンテナ所有者はアンテナの非稼働時間を貸し出すことで収益化が可能になります。インフォステラは、テクノロジー主導型の意思決定とソフトウェア駆動型の製品開発により、宇宙通信のための新たな体制を作り出すべく、情熱を持って取り組んでいます。
「スマートシティ:シミュレーションから一般の人々へ」というセッションに参加する久木田信哉氏(日本電気株式会社チーフエンジニア)は、以下のように語っています。
「NECの社内R&Dチームは、世界トップクラスの技術を考案していますが、私たちはそれ以外のアイデアも進んで取り入れる必要があります。イノベーションはさまざまなアイデアから生まれるものですので、私たちは常に知識やアイデアを共有できる機会に触れているのです。イノベーター、ソートリーダー、ディシジョンメーカーといった国際色豊かな聴衆が訪れるグレートフェスティバル オブ イノベーションは、私たちが革新的な精神を養い、視野を広げる絶好の機会です」
グレート フェスティバルオブ イノベーションは、日本と英国の固い結びつきを強化するために独自のプラットフォームを提供します。昨今、成功を収めたパートナーシップとしては、2017年に英国で初の支社をブリストルに開設した日本のロボットメーカー、テムザックが挙げられます。この先駆的な開発企業は、医療、通信、災害救援などのサービス産業向けに60種類以上のロボットを開発してきました。日英の共同研究開発を推進するというビジョンを掲げる同社は、英国のオープンな自律走行車試験規制、革新的な研究開発の機会、中小企業に対する支援の恩恵を受けて、同国に支社を開設しました。
駐日本国英国大使ポール・マデンCMGは、次のように語っています。
「グレート フェスティバルオブ イノベーションでは、英国から北アジアまでの広い地域から、世界的なイノベーションリーダーたちが結集します。このような日本の革新的ビジネスの最高峰を代表する質の高い登壇者の皆さまにお会いできることを、光栄に思っております。英国と日本は極めて強いパートナーシップを結んでおり、新たなアイデアや機会への扉を開くために協力関係をさらに強化できるよう期待しています。
英国と日本は確かな貿易関係を築いており、その関係は、最先端の企業と、将来的に貿易パートナーシップを推進する優れたリーダーたちを結びつけるこのフェスティバルによって、さらに強化されることでしょう。2016年、日本は英国にとって以下のような存在でした。
・貿易相手国第11位(英国の貿易総額におけるシェアは2.1%)
・第11位の輸出市場(英国の総輸出額におけるシェアは2.3%)
・第12位の輸入市場(英国の総輸入額におけるシェアは1.9%)
2016年、日本向けに輸出された英国のサービスの上位5位は、以下のとおりでした。
・金融(日本向けに輸出された英国の全サービスにおけるシェアは61.9%)
・その他のビジネスサービス(14.9%)
・運輸(7.6%)
・旅行(3.7%)
・電気通信、コンピュータおよび情報サービス(3.3%)
このフェスティバルに参加することは、アジアや英国のパートナーとの新たな事業提携を求める日本のビジネスリーダーとして、またディシジョンメーカーの代表者として、その存在を強く示すこととなるでしょう。
興味深いセッション、パネルディスカッション、ワークショップに加えて、英国を代表するテクノロジーを紹介する場も設けられます。英国で設計、開発された自律型の犬型ロボットMiRo(シェフィールド大学工学部のデザイナー・イン・レジデンスやセバスチャン・コンラン〔ロンドン/ブリストルに拠点を置くConsequential RoboticsのCEO〕が共同開発)が、アジアで初めて披露されます。感情的な関わりを可能にする6つの感覚を持つコンパニオンロボットのMiRoは、高齢者の生活の質を向上させる目的で、シェフィールド大学ロボティクス研究所と共同開発されました。さらに、McLaren Design Studioのショーケースでは、ユーザーが自らの運転体験とインテリアをデザインできるVR技術が発表される予定です。
詳しい情報につきましては、great.gov.uk/innovationをご覧いただくか、ハッシュタグ#GREATinnovationをフォローしてください。
高解像度画像は、こちらでダウンロードできます。
リンク:http://gallery.sinclaircomms.com/gallery/GREAT+Festival+of+Innovation
パスワード:talkofthetown
メディア用連絡先:
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Sinclair (852) 2915 1234:
Emma Williamson | emma@sinclaircomms.com
Nikki McLucas | nikki@sinclaircomms.com
Jessica Man| jessicam@sinclaircomms.com
グレートフェスティバルオブイノベーション 2018
2018年3月21日から24日までアジアソサエティホンコンセンターで開催されるグレートフェスティバル オブ イノベーションは、イスタンブール(2014年)、上海(2015年)で開催されたグレートフェスティバル オブ クリエイティビティの成功を受けて開催される、第3回目のフェスティバルです。このイベントは、イノベーションを共有し、英国、香港、またその他の地域の自由貿易と繁栄の未来を推進する長期的なパートナーシップを構築することを目的に開催されます。
4日間にわたるこのフェスティバルでは、パネルディスカッション、インタラクティブなワークショップを通じて、最先端のイノベーションと、未来の働き方、暮らし方、遊び方、学び方について探求します。このフェスティバルでは、世界最高の知識人、ビジネスリーダー、政策立案者の方々が一堂に会し、将来的に強力なパートナーシップを築くためのユニークなプラットフォームを提供します。
グレートキャンペーン
英国の最も素晴らしい部分を世界へ
グレートブリテンキャンペーンは、英国全域から集めた最高レベルのものを紹介し、世界に刺激を与え、英国を訪れることや事業を行うこと、投資することや学ぶことを人々に促すものです。これは、政府による最も野心的な国際的キャンペーンであり、公共部門と民間部門が英国のために雇用と成長を生み出すために行った努力の結集です。このキャンペーンにより、31億ポンドの経済的利益が英国へもたらされることが確定しています。
英国には、世界トップクラスの大学、画期的な研究、ハイテクスタートアップ、起業家精神に溢れたビジネスパーソンたちが多く集まっています。音楽、ファッション、デザイン、映画などのクリエイティブ産業のグローバルリーダーである英国は、忘れられない体験、風光明媚な風景、象徴的なアトラクションを訪れる人たちに提供しています。
グレートブリテンキャンペーンを通じて、よく知られている英国の最良の側面だけでなく、英国に関する新らたな発見をお届けしています。
(日本語リリース:クライアント提供)
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