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Splunk、Phantom 社の買収に合意

セキュリティのオーケストレーションと自動化によるレスポンス (SOAR) を組み入れ、分析主導型セキュリティと IT の新時代を切り開く
Splunk
2018-03-09 06:00 2234

サンフランシスコ - 2018 39日–Splunk Inc. (NASDAQ:SPLK https://www.splunk.com/ ) は本日、セキュリティのオーケストレーションと自動化によるレスポンス (SOAR) で業界をリードする Phantom Cyber Corporation 社の買収で最終合意に達したことを発表しました。最終合意の条件に基づき、Splunk は Phantom 社を総額約 3 億 5,000 万ドルで買収し (調整が入る可能性あり)、買収対価を現金と株式で支払います。今回の買収は、標準的な完了条件に従い、規制当局による審査を経て、2018 年上半期中に完了する予定です。Phantom 社の創業者兼 CEO である Oliver Friedrichs 氏は、Splunk のセキュリティ市場担当シニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーである Haiyan Song の直属となります。

Splunk の社長兼CEO の Doug Merritt は、次のように述べています。「Phantom 社の従業員とテクノロジーを迎え入れることで、Splunk が掲げる Security Nerve Center (セキュリティの中枢) のビジョンと IT を通じたビジネス変革のビジョンを飛躍的に拡充できます。Splunk は、お客様が求める答えをデータから探し出す支援をするために、テクノロジーの限界に挑戦し続けています。今回、Phantom 社との間で最終合意に至り、非常に嬉しく思います。Splunk に Phantom のメンバーをお迎えすることを楽しみにしています」。

Phantom 社の創業者兼 CEO である Oliver Friedrichs 氏は、次のように語っています。「Sourabh Satish と私が Phantom を創業したのは、攻撃者に対する強力な優位性、つまり、脅威を迅速かつ自動的に解決する手段を SOC アナリストに提供するためです。業界をリードするビッグデータプラットフォームに SOAR が組み込まれることは、セキュリティ部門と IT 部門にとって画期的な進化です。これによって、より短時間の作業で脅威を排除し、事業を継続させることが可能になります。Splunk のお客様がこのように重要な課題を解決することをサポートできるのが楽しみです」。

分析主導型セキュリティと SOAR

SOAR プラットフォームは、作業の自動化、ワークフローのオーケストレーション、連携の強化を進め、マシン並みのスピードでインシデントに対応できるようにすることで、企業のセキュリティ業務の効率を向上させます。ガートナー社によると 2020 年には、6 名以上のセキュリティ部門を持つ企業の 15% (現在は 1% 未満) が、SOAR ツールを活用してオーケストレーションと自動化を進めると予測されます*。

お客様は、セキュリティオペレーションセンター (SOC) プラットフォームの重要な一部として、Splunk(R) テクノロジーをオーケストレーションと自動化のために利用できるようになるため、スキル不足に対処しながらインシデント対応時間を短縮できます。この組み合わせにより、SOC の運営メンバーは以下のことが可能になります。

  • 分析主導型セキュリティによりサイバー防御を強化し、組織のリスクを軽減
  • インシデント対応時間の短縮により、対応を迅速化
  • 作業の効率を高め、人員やスキルの不足による課題を解消

セキュリティを超える自動化

Splunk プラットフォームとの統合が完了すると、IT 部門は自動化機能を活用して、人工知能による IT 運用 (AIOps) をはじめとする幅広いユースケースで自動化の課題を解消できるようになります。ガートナー社によると 2022 年には、大規模企業の 40% (現在は 5%) が、ビッグデータ機能と機械学習機能を組み合わせることで、監視、サービスデスク、自動化のプロセスとタスクをサポートし、部分的にこれらを置き換えるようになります**。

事業の見通し

「買収対価の大部分は、当社貸借対照表の現金から支払うものとします。株式総額に Phantom 社の従業員のリテンションインセンティブを加えると、この取引による株式の希薄化は 1% 未満となる見込みです」と、Splunk の CFO である Dave Conte は述べています。

セーフハーバーステートメント

このプレスリリースには、Phantom 社の買収で予想される効果、買収が Splunk の製品やサービスに与える影響、Phantom 社の製品やサービスの能力、Splunk 株主に対して予想される株式の希薄化など、リスクと不確実性を含む「将来の見通しに関する記述」が含まれています。実際の結果は、さまざまな要因によって本プレスリリースの記述から大きく異なる結果となる可能性があります。このような要因には、買収した事業、テクノロジー、人員、運用の終了や統合において発生する問題、買収に伴うコスト、買収やその結果生み出される製品やサービスの市場での受け入れ状況、大規模な事業投資からの価値実現の失敗 (新製品や新サービスを含む)、全般的な市場、政治経済、ビジネスの状況などがあります。

Splunk の業績に影響を与える可能性がある要因に関する追加情報は、2017 年 10 月 31 日に終了した四半期の Form 10-Q (四半期報告書) に記載されており、米国証券取引委員会 (SEC) に提出されています。Splunk は、将来の見通しに関する記述について、その作成日以降に発生した事象や状況を反映して更新する義務を負うものではありません。

*ガートナー社、『Innovation Insight for Security Orchestration, Automation and Response (セキュリティのオーケストレーションと自動化による対応のイノベーション・インサイト)』、Claudio NeivaCraig LawsonToby BussaGorka Sadowski著、2017 年 5 月 30 日

**ガートナー社、『Market Guide for AIOps Platforms (AIOpsプラットフォームのマーケット・ガイド)』、Will CappelliColin FletcherPankaj Prasad著、2017 年 8 月 3 日

ガートナー社は、同社の研究発表文書に記載されているベンダー、製品、サービスを裏付けるものではなく、技術ユーザーに最高評価またはその他の評価を受けたベンダーのみを選択するよう勧めるものではありません。ガートナー社の研究発表文書では、同社の研究組織による意見が述べられており、事実の記述として解釈されるべきものではありません。ガートナー社は、商品性や特定の目的に対する適合性の保証を含む、本研究に関する明示的または黙示的な保証を一切放棄するものとします。

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Splunk Inc. (NASDAQ:SPLK) は、機械学習によってデータから答えを導き出します。お客様は、市場をリードする Splunk の機械学習ソリューションを利用し、IT や IoT (モノのインターネット)、セキュリティ上の難問を解決しています。何百万というユーザーが積極的に利用している Splunk で、「ひらめき」や「気づき」を見つけてみませんか。http://www.splunk.com

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ソース: Splunk