【上海2018年2月20日PR Newswire=共同通信JBN】中国の旧正月(春節)は今日で5日目となるが、最近は海外で春節を祝う中国人旅行客が増え、春節が世界の旅行のピークシーズンになっている。Chinese Tourism Academy(中国観光研究院)のデータによると、この春節に海外へ渡航する中国人は650万人にも上り、世界の業者は中国人旅行客の受け入れ態勢の向上に努めている。中国本土外では2300万以上の業者が、中国旅行客の推奨銀行カードであるUnionPay(銀聯)を受け入れ、UnionPay(銀聯)モバイル決済の国境を越えた支払額はこの春節期間中に急増している。
▽モバイル決済の人気高まる
UnionPay(銀聯)アプリを導入してから銀聯国際(UnionPay International)は、中国本土外でのアプリの受け入れ範囲を広げてきた。2017年に中国本土外でのUnionPay(銀聯)モバイルQuickPassとUnionPay(銀聯)QRコードによる支払い件数と支払額は数十倍に増えた。
この春節の直前にネパール、ケニア、ジブチ、ベトナム、台湾で多くの業者がUnionPay(銀聯)QRコードの受け入れを始めた。既にシンガポール、香港、マカオが受け入れている。こうした業者にはショッピングモール、スーパーマーケット、ホテル、レストラン、観光名所が含まれる。
一方、多くの中国の人々が海外へ渡航する中、中国本土外でのUnionPay(銀聯)モバイルQuickPassによる支払額が増えている。現在UnionPay(銀聯)カード保有者は、香港、マカオ、台湾、シンガポール、オーストラリア、ロシアなど18カ国・地域にある約100万台のPOS端末で、UnionPay(銀聯)モバイルQuickPassによる支払いが可能だ。
▽世界の業者はUnionPay(銀聯)を受け入れ、中国人旅行客を歓迎
UnionPay(銀聯)カードを受け入れる業者が増えるにつれ、中国人旅行客の旅行体験はますます良くなっている。最新データを見ると、世界168カ国・地域の2300万以上の業者と164万台のATMで、顧客はUnionPay(銀聯)による支払いができる。この春節期間中には、人気旅行先22カ所の有名レストラン、ホテル、店舗、娯楽施設が、UnionPay(銀聯)カード保有者に最大30%の特別割引サービスをしている。
中国人旅行客の間では文化体験ツアーやドライブ旅行の人気が高まっている。中国人旅行客にサービスするため、10カ所以上のミュージアムがUnionPay(銀聯)に特別サービスを提供している。また2月10日以降には、米国、タイ、オーストラリアのレンタカー業者でのUnionPay(銀聯)カード支払額が急増している。